養生館の小針です。
夜中まで多忙を極めるキャリアウーマン。
常に先のことを予測し、指示を出さなければならない仕事。
養生館に来てからも、「心ここにあらず」
今この瞬間を感じることなく、先の事ばかり考えていたようでした。
ところが、トレイルウォーキング3日目あたりから、
今まで歩きながらも思考が止まなかったのが、
気づいたら歩くことに集中していたというのです。
そう打ち明けられた表情には新鮮な喜びが満ちていました。
定年退職された男性。
減量目的で来られましたが「食べる瞑想」で、
レーズン一粒をマインドフルネスに味わうワークをやって、
「たった一粒のレーズンの甘みに驚いた。
そして自分の味覚や体の感覚に、
まだ繊細な感受性があることに希望を見出した」と言っていました。
これから第2の人生、青春を謳歌されることでしょう。
滞在の動機は人それぞれですが、
帰りには予想もしなかったお土産を持って帰られます。
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