こんにちは、養生館の深澤です。
最近僕の中で大ヒットしている本は
藤田一照さんの「現代坐禅講義」です。
1ページめくるごとに、
体と心に言葉が響いてくる。
じっくり読みたくて
もったいなくてなかなか読み進められない。
坐りたくてたまらなくなってくる。
そんな気持ちになる本です。
思えば、
養生館でも日々実践している、坐ること。
その感覚が生活すべての中で
心の片隅にあったら…。
そう思いながら、
養生館のプログラムは組んであります。
何かをすることで
得られる安心感がありますが、
その逆もありますよね。
ゆったりと今に佇むことで
気づいたり、湧き上がってくる、
根拠のない深い安心感やくつろぎ。
言葉の表現は違っても、
滞在のすっきり感や清々しさは
ここにつながっていると
思います。
そしてそれは、体を通して
起こってくるものなので、
やはり体ベースで整っていくことが
外せないです。
今の時期は、新緑が鮮やかで、
ウグイスも気持ちよさそうに鳴いています。
心の静けさがより深まりやすい季節でもあります。
朝窓を開けた時、夜眠りにつく前、
周りの音や、静けさやに心を傾けて
3分静かにしてみる。
心が騒がしいときは、
お風呂に入っているときが
チャンスでもあります。
そんなことが日常のバランスを
少し保ってくれるかもしれません。
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