こんにちは養生館の深澤です。
「瞑想は脳にとって最高の休息法」
そんな言葉をよく見かけます。
僕自身もそう感じています。
ですが集中できない時は、
余計頭が疲れたと感じる事もあります。
心の中で「これって本当に休まってるのか?」
と聞こえてくる事さえあります。
ここに瞑想が続かない理由があると思います。
色んなデータで脳に良いと分かっていても、
実際はぐるぐるしてしまって休まった感じがしない…。
それだと、続けようとは思えません。
普段から頑張る人は、
無意識に瞑想でも頑張ります。
もっと集中しよう、鎮まろう、
そう意識すればするほど気持ちだけ焦って
頭は回転を止めません。
瞑想は本来、
がんばる事をお休みして
ただ受けいれていく練習になりますが、
より自分の力で頑張って
コントロールすることを強めてしまいます。
それでは休息、心のやすらぎは
遠ざかってしまうのかなと思います。
ではどうしたらよいか。
順番が大事だなと思います。
「調身・調息・調心」です。
調心ばかり取り組もうとすると、
かえって気持ちが疲れることもよくあります。
まずはコンディションを整えるために
動いて脳の血流を良くする。
そしてしっかりと今ここを感じる。
それだけで、随分実践しやすくなります。
最近は脳疲労について模索中ですが、
やっぱりすべての基本は
「調身・調息・調心」にあるなと感じています。
はじめまして。
私はPMSがひどく、特に精神面への影響が凄まじいです。以前はそれ故の他者への八つ当たりやイライラ感、普段ならしないような言動にさらに落ち込む、ということを繰り返していました。
「こんなときこそ瞑想だ!」と思って瞑想してみても、ダメなときはダメなんですよね。不思議です。瞑想したから状態が良くなる、ではなく、瞑想するにも土台が必要だと実感しています。
PMSによる心の変化は、もう自分ではコントロール不可と明け渡し、そう委ねると不必要に落ち込むことも少なくなりました。(もちろん改善のための工夫は続けていますが。)
話が少し逸れましたが、「瞑想はやればいいってもんじゃないかも??」と最近感じていまして大変参考になりました。
ありがとうございます。