食べる瞑想とは？

やすらぎの里では、
食べ方も大事にしています。

「心を込めて、丁寧に、味わって食べる。」
この実践方法の一つが、食べる瞑想です。

今日は食べる瞑想についてご紹介します。

食べる瞑想の効果①

「消化吸収が良くなる」
どんなにこだわった食事でも、
かき込むように食べると、
スムーズに体に取り込まれなくなります。

同時に、気持ちが焦っていると、
胃腸への血流が滞る事にもつながります。

食べる瞑想では、
リラックスした気持ちで、
よく噛むことを実践します。

味わって食べると、
体は万全な状態に整ってきます。

食べる瞑想の効果②

「適量で満たされるようになる」

ついつい、ながら食べになっている。
そんな方も多いかもしれません。

効率がいいような気がしますが、
ほぼ無意識に食べているので、
食べたはずなのになぜか満足できません。

そこでせめて、食事の時間だけは、
食べるということだけに意識を向けてみます。

そうすることで、本当に必要な量や味で、
満たされるかもしれません。

意識的に食べることは、
満足感を確実に高めてくれます。

食べる瞑想の効果③

「頭が整う」

現代人は、たくさんの情報に触れているため、
脳を休ませることが必須です。

そこで必要なのが、
シングルタスクの実践です。
脳はシングルタスクの時に、
休まると言われています。

味わって食べることは、
脳の休息になります。

どんな人に向いている？

・お腹が一杯なのに食べ続けてしまう。

・早食い、ながら食べを改善したい。

・満腹感が分からなくなっている。

・頭がスッキリしない。

・気分が落ち着かない、イライラしやすい。

具体的なやり方は？

食べる瞑想には整う３つの手順があります。

１．姿勢を整える。
　　（骨盤を立てて、背骨の心地よい伸びを感じる。）

２．呼吸を整える。
　　（深呼吸を３回行う）

３．食べることに専念する。
　　（五感を使って食べる）

注意点は？

がんばらないことです。

瞑想は頑張ることを手放す練習でもあります。

リラックスした状態で
香りや味を感じてみましょう。

五感の刺激は脳疲労を癒します。

肩の力を抜いて、
味わって丁寧に食べるだけで、
体と頭が整ってきます。

深く味わい、心身ともに整う。
それが食べる瞑想です。