みなさんには、こんな経験ありませんか?
☑仕事帰りにお菓子をたくさん買って、
夜中まで食べ続けてしまう
☑普段は食べ過ぎないようにしているけれど、
時々堰を切ったようにたくさん食べてしまう
☑辛いことや悲しいことがあると、
食べ続けてしまう
☑人と食べるときは適量にするけれど、
一人だと過食傾向になってしまう
「食べ過ぎないようにしなきゃ!」
という思いとは裏腹に、
長い時間永遠と食べ続けてしまう…。
こういった食行動を、
「エモーショナルイーティング」といいます。
日本語にすると「感情的摂食」。
反対に、
お腹がグゥ~と鳴る空腹感から食べるのは、
「身体的摂食」と言い表せるかもしれませんね。
エモーショナルイーティングは、
決して珍しいことではなく、
誰もが経験していることです。
特に「食べることが好き!」という方の多くは、
エモーショナルイーティングを経験しています。
さて、
このエモーショナルイーティング、
原因は何だと思いますか?
きっとみなさん、
わかっておられると思いますが…
そう、
「ストレス」が原因と言われています。
人間はストレスを感じると、
バランスを保つために、
何かしらの行動を取ります。
そして、
その行動には必ず、
「快感」が伴います。
人によって何を選択するかは変わりますが、
一般的に多いのは、
・食べる(甘い、しょっぱい、辛いなど刺激の強いもの)
・飲む(ジュースやお酒)
・たばこ
・ギャンブル
などです。
お酒、たばこ、ギャンブルは、
時と場所を選びます。
一方、
食べることは比較的、
どこでも気軽にできますよね。
ストレスの多い人ほど、
エモーショナルイーティングに陥りやすいのです。
そして実は、
このエモーショナルイーティングを加速させる、
ある仕掛けがこの世の中にあります。
それは、
わたしたちの周りに溢れる「食べ物」。
これらは、そもそも、
食べ過ぎるようにデザインされているのです。
わたしたちの周りにある食べ物たちは、
あまりにも美味しくなりすぎています。
美味しく計算されつくした食べ物に、
わたしたちの理性が勝つことは困難なのです。
ストレスによって、
食べ過ぎモードになっているわたしたち。
美味しく計算されつくした食べ物。
これらは強力に引き合います。
エモーショナルイーティングは、
異常な行動ではありません。
現代で生きているなら当然の行動です。
とは言っても、
エモーショナルイーティングを続けていたら、
健康上の不具合が出てきてしまいます。
でもご安心ください。
エモーショナルイーティングに効果的な
食べ方があるのです。
それが、
マインドフルイーティング(食べる瞑想)です。
次回は、
マインドフルイーティング(食べる瞑想)
について解説していきます。
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