稲毛です
ネットでメマリーの副作用について調べていたところ認知症患者の家族の掲示板に辿り着きました。
そこでは「コウノメソッド」という言葉が何度も出てきて、母と同じような症状が改善されたと書かれていました。
コウノメソッドとは、名古屋の河野和彦医師が長年の認知症患者の診察・治療の経験から考え出した治療方法で、認知症の類型に応じて既存の薬の他に漢方薬を処方し、サプリメントなども使いながら認知症の困った症状(興奮、易怒、徘徊、幻視、寝たきり)などの症状を「緩和」させることを目指している治療法です。
早速「認知症は治せる (奇跡が起こる「コウノメソッド」) 」という本を購入して読んでみました。
サプリメントを使うところは疑問符がつきましたが、「抑肝散」という漢方薬で暴言や暴力が改善されるというところは大いに期待を持ちました。
河野先生の考えは「患者と家族、どちらか一方しか救えないなら、迷わず家族を救う。なぜなら、介護する家族を救わなければ患者も救えないからである」
まだ診察も受けてもいないのに、暗闇の向こうに明りが見えた時の安堵感と微かですが希望のようなものを感じました。
名古屋まで通うというのは無理な話でしたが、本には「コウノメソッド」に共感し実践している全国の病院が掲載されていたので伊豆近辺の病院を何軒かピックアップして治療内容を教えてもらいました。
1月初旬にその中の1つの病院の脳神経外科に母を連れていき受診しました。
こちらの先生はやはり「メマリー」にはめまいを引き起こす副作用があるので止めようといわれました。
代わりに「抑肝散」という漢方薬を使ってみるが、これからは精神科の薬も使っていかなければならないかもしれないと言われ暴力行為がひどくなった時のための抗精神病薬が処方されました。
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