昨年、お母さんを亡くされてから、
気力も体力も尽き果てていたUさんから、
滞在後に丁寧なメールをいただきました。
大切な方を亡くされた経験のある方なら、
うんうん、と頷いて読んでもらえると思います。
ひたすら寝て、ひたすら休んだ一週間、
その先で感じたこと・・・。
Uさんから、許可を得て、
掲載させてもらいます。
Uさん、
自分では表現できないでいた気持ちを
言葉にしてくれて、本当にありがとう。
僕も、もっとしっかり休んで、
母を偲ぼうと思います。
以下、Uさんからいただいたメールです。
またしても素晴らしい滞在体験をすることができました。
今回は休むことの重要さを学びました。
毎回、滞在が後半に差し掛かる頃になると、
どんどん元気になっていって、
「早く家に帰って、この体とマインドで、
日常のあれこれをやっつけたい!!」
と盛り上がってました。
しかし今回は、
「後もう1週間いたいなあ…
せめて延泊すればよかった…」
となかなか後ろ髪引かれ引かれの帰宅でした。
そういう自分を発見して、
改めて、私、
本当にくたびれてたんだなあと思いました。
でも家に帰ると、
やはりここ数ヶ月(数年?)で一番体が軽く、
荷解きも帰ってすぐ一気にできて、
夜ご飯にも取り掛かれました。
実はここ数ヶ月、
夕食作りもままならなかったんですよね。
食材も買いはするけど、
実際食べるのは買ってきたお惣菜でした。
しかもハイカロリーな不健康なものばかり。
結局野菜類は傷ませて、廃棄して、
罪悪感でいつも心が重かった。
そんな罪悪感に、
さらに消耗して疲弊して。
そういった生活をずっとしてたことも
改めて認識しました。
内野さんから買った野菜を
どんどん調理出来る自分が、
先週までのダメな自分を
「あんた疲れてたんだよ」と許してくれました。
帰ってまだ数日ですが、本当に体が軽いです。
一週間寝続けて、
そして優しい食事をいただいたことで、
心身ともに深い休息が取れて、
私の中のレジリエンスを呼び起こしてくれたんだと、
感動しているところです。
そうだ!
私にもレジリエンスが残っていたんだ!!
となんかちょっとワクワクして、
しかしワクワクするのって、
一体いつ以来だろう???とまた驚いてます。
本当にありがたいです。
いやですねー、
古臭い休むことは怠けてること的な思想が、
骨身に染みついちゃってるんでしょうね。
これからはしばらく質の良い眠り、
質の良い休息を探求していきます。
ちゃんと休むことが出来れば、
また元気に活動できるんだという
自分への信頼を取り戻せたように感じてます。
母のことは変わらず悲しいし、寂しいし、
思慕はつのるばかりですが、
悲しむにも体力がいるんだなーと思いました。
母を悼んで偲ぶことも、
今の私ならちゃんと出来る気がしてます。
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