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本当のリカバリーとは何か
やすらぎの里の大沢です。
最近、リカバリーウェアやサンダルなど「回復」をうたう道具が話題ですね。
気軽に試せる良い入口だと思います。
でも本当に大切なのは、道具より「体と心が回復へ向かう順序と環境」を整えること。
私はそれを、体系的なリカバリー(回復術)と呼んでいます。
そして何より、その第一歩は「自分が疲れていることに気づく」こと。
今朝のSNSで「自分が疲れているということに気づけず、ある日ブレーカーが落ちるように強制終了(体調不良で寝込む)してしまう」というコメントをいただきました。
思い当たる方も多いのではないでしょうか。
第一歩は「疲れている自分に気づく」こと
ブレーカーが落ちる前の小さな合図
・朝、体が重くて起き上がるのに時間がかかる
・肩こりや体中がコリコリになっている
・些細な音や言葉に過敏になり、イライラする
・食欲が乱れる(甘い物・カフェインに頼る)
・夜、布団に入っても考えが止まらなくて眠れない
・眠りが浅く、夜中に目が覚める
60秒セルフチェック(はい/いいえ)
・今朝の気分は0〜10で「6未満」だった
・昨夜、就寝1時間前もスマホを見ていた
・最近3日連続で「ため息」が増えた自覚がある
・食後に強い眠気やだるさが出やすい
・起きた瞬間に「今日もしんどい」と思った
「2つ以上はい=減速サイン」
無理に踏み続けると、ある日ブレーカーが落ちます。
合図をキャッチしたら「3分レスキュー」
・4-4-8呼吸法:4秒吸って、4秒止めて、8秒吐くを5セット。
・白湯1杯:内臓をあたためる。
・予定を1つ減らす:今日のToDoを1つ明日に回す。
この小さな3分が、シャットダウンを防ぐ“安全装置”になります。
やすらぎの里が考える「本当のリカバリー(回復)」
リカバリーは、からだ・脳(心)・自然・生活リズムを同時に整える体系です。
ブームの道具だけに頼らず、順序立てて回復へ向かいます。
1. 体のリカバリー(内側から軽くなる)
緊張をゆるめ、血液とリンパの流れを促す(温泉・岩盤浴・やさしい施術)
食べ過ぎ・飲み過ぎで疲れた内臓を休める(断食と養生食) → むくみや重だるさが抜け、体温と代謝が戻りやすくなります
2. 脳のリカバリー(静けさで整う)
情報の詰め込み・ぐるぐる思考から距離をとる(デジタルデトックス)
呼吸・ヨガで自律神経のアクセルとブレーキを整える → 眠りが深くなり、朝の目覚めが軽くなります
3. 自然のリカバリー(五感がひらく)
海や森の中で静かに歩き、風や光、匂いに意識を向ける → 思考が静まり、感情の波が穏やかになります
4. 生活のリカバリー(日常に持ち帰る)
食べ方・呼吸・入浴・睡眠リズムなど、帰宅後も続くセルフケアを学ぶ → 「戻ってからが本番」。回復を日常で保てるようになります
滞在で体験できる“回復の順序”
やすらぎの里のプログラムは、減量や食リセットだけではありません。
疲れ切った心身を回復させ、気づきを促し、人生をリスタートする「流れ」を大切にしています。
1〜2日目:内臓を休める。体の重さやむくみが抜け始める
3〜4日目:頭がクリアに。眠りが深くなり、感情が安定
5日目以降:食と生活の新しいリズムが整い、「続けられるコツ」が身につく
1日のイメージ
朝:朝のヨガで優しく目覚め、朝の散歩で朝日を浴びる。
午前:食べる瞑想、最初のひと口を丁寧に味わう。
午後:施術・温泉・岩盤浴・で血流を促し、短い昼寝で脳を休める
夜:ぬるめの湯で副交感神経をオン。デジタル日没で静かな就寝へ
たくさん「やる」より、予定を減らして“余白をつくる”ことが、本当のリカバリーの近道です。
こんな方におすすめです
・休んでも疲れが抜けない、朝から体が重い
・更年期のゆらぎや眠りの浅さが気になる
・食べ過ぎ・飲み過ぎが続き、内臓を休ませたい
・一度、日常を離れて静かに自分と向き合いたい
・「自分の疲れに気づけない」まま限界まで走りがちな方
リカバリーの旅へ
まずは一歩 本当の休息と回復を、今年の自分への贈り物に。
初心者の方も大丈夫。
経験豊富なスタッフが状態に合わせて伴走します。
体調に不安がある方は気軽にご相談ください。
資料ダウンロード・空室確認
やすらぎの里3館の詳細やプログラム内容は、資料ダウンロードか空室確認・予約ページからどうぞ。
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