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マスクや薬の前に、見直すべきは「腸」です
やすらぎの里の大沢です。
暦の上ではもうすぐ春。
日差しが少しずつ柔らかくなり、
梅のつぼみがほころび始めると、
本来なら心が浮き立つ季節です。
けれど、この時期になると
「ああ、またあの季節がやってくる…」と、
少し気が重くなってしまうことはありませんか?
そう、花粉の季節です。
くしゃみが止まらない、
目が痒くてお化粧もままならない、
なんとなく頭がぼーっとする…。
特に40代、50代と年齢を重ねるにつれ、
「昔よりも症状が長引く」
「薬を飲むと眠くて家事や仕事にならない」
といったお悩みを聞くことが増えています。
毎年、マスクを買い込み、
空気清浄機をフル稼働させ、
新しい目薬を試す。
「外からのガード」は完璧にしているはずなのに、
なぜか辛いまま。
もし、あなたがそう感じているのなら、
今年は少し視点を変えてみませんか?
見直すべきは、マスクの外側ではなく、
あなたの内側。
「腸」の状態かもしれません。
花粉症は「運」ではなく、「免疫の暴走」
「あの人は平気そうなのに、なぜ私だけ?」
そう思ったことはありませんか。
実は、花粉そのものが
「悪者」なのではありません。
私たちの体には、
ウイルスや細菌などの外敵から身を守る
「免疫システム」が備わっています。
通常、花粉は人体に無害なものなので、
免疫システムはスルー(無視)してくれます。
ところが、免疫システムが過敏になりすぎて、
「花粉だ!敵が来た!排除せよ!」と
緊急警報を鳴らし続けてしまう状態。
これが花粉症(アレルギー反応)の正体です。
いわば、体の警備員さんが
パニックを起こしている状態なんですね。
では、その警備員さん(免疫細胞)たちは
普段どこにいるのでしょうか?
実は、免疫細胞の約70%が
「腸」に集まっていると言われています。
腸は、食べたものを吸収する場所であると同時に、
口から入ってくる異物をブロックする最大の関所。
だからこそ、腸内環境が乱れていると、
警備員さんたちの司令系統が狂い、
本来攻撃しなくていい花粉にまで
攻撃を仕掛けてしまうのです。
つまり、「腸を整えること」は、
暴走する免疫システムをなだめ、
正常な判断力を取り戻させることに他なりません。
冬の間に溜め込んだ「宿題」が、春に爆発する?
「でも、腸に悪いことなんてしていないはず…」
そう思われるかもしれませんが、
少しこの冬の生活を振り返ってみてください。
年末年始のご馳走、
寒さで動かずに食べてばかりだったお正月、
なんとなく続いてしまった甘いものや脂っこい食事…。
冬は代謝が落ち、汗もかきにくいため、
体の中に老廃物が溜まりやすい季節です。
さらに、高脂肪・高糖質の食事や、
食品添加物の多い食事は、
腸内の悪玉菌を喜ばせ、
腸の粘膜に微細な炎症を起こさせます。
イメージしてみてください。
ゴミがたくさん溜まって、
足の踏み場もない部屋(=荒れた腸)。
そんな状態で、
窓からホコリ(=花粉)が
入ってきたらどうなるでしょうか?
ほんの少しの刺激で、
イライラしたり、
パニックになったりしてしまいますよね。
冬の間に溜め込んだ
「腸の汚れ」や「内臓の疲れ」が、
春になって花粉というトリガー(引き金)を引くことで、
くしゃみや鼻水といった
「排出活動」として一気に噴き出しているのです。
「足し算」の前に、「引き算」のケアを
腸活というと、
「ヨーグルトを食べる」
「納豆を食べる」といった
「足し算」をイメージされる方が多いかもしれません。
もちろん、善玉菌を応援する食事は大切です。
食物繊維をしっかり摂ることで、
腸内細菌たちが「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」という物質を作り出します。
この短鎖脂肪酸こそが、
暴走する免疫を落ち着かせ、
アレルギー反応を抑えてくれるという研究結果も出ています。
けれど、疲弊しきった腸に、
いきなり良い菌や食物繊維をたくさん投入しても、
うまく働いてくれません。
満員電車に無理やり人を押し込むようなものです。
まず必要なのは、「引き算」です。
一度、食べることをお休みして、
胃腸を空っぽにする。
消化という重労働から解放された腸は、
ようやく自分の修復(お掃除)に取り掛かることができます。
やすらぎの里に来られるゲストの方々も、
「断食をしたら、不思議と鼻が通るようになった」
「目のかゆみが治まって、頭がクリアになった」
と驚かれることがよくあります。
これは、腸が休まることで炎症が鎮まり、
免疫システムが「平常心」を取り戻したサインなのです。
今年の春は、
心地よく過ごすために
本格的な飛散シーズンは目の前ですが、
今からでも遅くありません。
まずは週末の夕食を少し軽めにしてみる。
お鍋や温かいスープで、
腸をいたわってあげる。
そんな小さな「引き算」から始めてみませんか?
「ととのえる」ことで、体は必ず応えてくれます
今年こそ、ティッシュを手放して、
春のやわらかな空気を思いきり吸い込める。
そんな心地よい季節を迎えましょう。
次回は、
具体的になぜ「食べない時間」が
最強のメンテナンスになるのか、
そのメカニズムについてお話ししますね。
腸を休めて、春を整える。
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