伊豆の森を散歩していると、鳥たちのさえずりが聞こえてきます。
彼らは必要な時にだけ食べ、余計なものは溜め込まない。だからあんなに軽やかに空を飛べるのかもしれませんね。
さて、みなさんに質問です。
「最後にお腹がグ~ッと鳴ったのは、いつですか?」
子供の頃の、あの「お腹ペコペコだー!」という感覚。
大人になってから、あまり感じていないような気がしませんか?
実は、「空腹=辛いもの」というのは、単なる思い込みかもしれません。
今日は、その思い込みを手放して、「空腹って、なんだか気持ちいい!」と思えるようになるお話です。
ちなみに…
「空腹を楽しむなんて、私にできるかしら?」
「まずは自宅で、少しだけ胃腸を休めてみたい」
という方のために、無理なくできる「断食体験レシピ集」をLINEにて無料プレゼントしております。
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「意外にお腹が空かない」という発見
やすらぎの里で断食体験をされたゲストの方々。
滞在中に一番よく言われる感想がこれです。
「先生、意外にお腹が空かないものですね」
特に、年齢を重ねた方ほど、そうおっしゃることが多いようです。
来る前は「お腹が空いて倒れちゃうんじゃないか」「我慢できるかな」と不安だったのに、いざ始まってみると、辛さよりも「心地よさ」を感じる方がたくさんいらっしゃいます。
なぜでしょうか?
それは、普段私たちが感じている空腹の多くが、「本当の空腹」ではないからかもしれません。
それは「ニセの食欲」かもしれません
私たちは普段、「お腹が空いたから」食べるのではなく、「時間になったから」食べていることが多いものです。
「お昼の12時になったからランチに行こう」
「3時だからおやつを食べよう」
「口寂しいから何か摘まもう」
胃の中にはまだ前の食事が残っているのに、頭で考えて食べてしまっている。
これは体からのサインではなく、脳が作り出した「ニセの食欲」や「習慣」に過ぎないのです。
「なんとなく」をやめてみる
この「なんとなく食べる」という習慣を、少しだけ止めてみましょう。
すると、久しぶりに体からの本当の声が聞こえてきます。
「グ~ッ」という、あのお腹の音です。
これは胃が空っぽになり、強い収縮運動をしてお掃除をしている合図。
決して「早く入れろ!」と怒っている音ではなく、「今、中をきれいにしていますよ~」という働き者の音なんですよ。
空腹は「清々しい」感覚
本当の空腹を感じたとき、体の感覚に耳を澄ませてみてください。
胃が軽くて、頭が冴えてくる。
体が内側からポカポカとしてくる。
それは、決して嫌な感覚ではなく、むしろ「清々しい(すがすがしい)」感じさえあります。
細胞の一つひとつが目覚め、本来の生命力が活動し始めるような感覚です。
「空腹は辛い」という思い込みを手放し、
「あ、今お腹が鳴った。若返りホルモンが出ているな」
「胃腸が休まって喜んでいるな」
と、ポジティブに捉えられるようになったら、しめたものです。
まとめ:「食べない気持ちよさ」を知る自分へ
「間食を食べる幸せ」もありますが、それ以上に「食べない空腹の気持ちよさ」を感じられるようになったら、もう無理なダイエットは必要ありません。
自然と余分なものを溜め込まなくなり、スッキリとした体と心が手に入ります。
やすらぎの里での滞在は、この感覚を「頭」ではなく「体」で取り戻すための時間です。
「確かにそうだった!」という実感を伴った経験は、脳内の「空腹=辛い」という刷り込みを書き換えてくれます。
あなたも、「空腹って、意外と気持ちいい!」
笑顔でそう言える自分になってみませんか。
その感覚、まずは週末のリトリートで体験してみませんか?

















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