ファスティング回復食はコンビニで大丈夫?プロが教える選び方とリセットの極意


今朝の伊豆高原は、久しぶりの雨上がり。
濡れた木々の緑が濃くなり、土の匂いがふわりと風に乗って漂ってきます。
鳥たちも雨宿りを終えて、いつもより賑やかにおしゃべりをしているようです。

皆さん、お元気ですか?
やすらぎの里・代表の大沢です。

雨上がりの空気が澄んでいるように、私たちの体も一度「リセット」してあげると、驚くほど軽やかになるもの。
そんな思いから、最近はご自宅でファスティング(断食)に挑戦される方が本当に増えましたね。

「先生、週末にプチ断食をしてみたんです!」
そんな嬉しいご報告をいただく一方で、こんな切実な相談もよく受けます。

「断食明けの食事、忙しくて手作りできないんです…」
「回復食って、やっぱりコンビニじゃダメですよね?」

お仕事に、家事に、介護にと、毎日を一生懸命に生きている皆さん。
丁寧にだしを取ってお粥を炊く時間が取れないことだって、ありますよね。
それは決して、悪いことではありません。

今日は、そんな頑張る皆さんのために、「コンビニを活用したファスティングの回復食」について、優しく紐解いていきたいと思います。
無理せず、でも体はしっかりと労る。そんなヒントになれば嬉しいです。

ちなみに…
「回復食、何を食べていいか迷ってしまう…」
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ファスティング回復食、コンビニを使ってもいいの?

結論から言いますね。
「コンビニを使っても、大丈夫です」

もちろん、理想を言えば、添加物のない手作りの食事が一番優しいのは間違いありません。
でも、「手作りできないからファスティングを諦める」とか、「完璧にできない自分を責める」ことの方が、心と体にはずっと大きな負担になってしまいます。

ファスティングで一番大切なのは、完璧を目指すことではなく、「内臓を休ませてあげる時間」を作ったこと自体です。
その後の回復食で、コンビニを上手に「味方」につけることができれば、十分に体のリセット効果を感じることができますよ。

ただし、選び方には少しだけ「コツ」があります。
普段のお買い物とはちょっと違う、体への優しさを基準にした選び方を見ていきましょう。

ファスティング回復食をコンビニで選ぶ3つのポイント


断食明けの胃腸は、まるで赤ちゃんの肌のように敏感になっています。
普段なら何ともない刺激でも、びっくりしてしまうことがあるんですね。
コンビニに入ったら、この3つのポイントを思い出してください。

1. 「消化の良さ」が最優先

まずは、胃腸に負担をかけないものを選びましょう。
食物繊維が多すぎるものや、脂っこいものは避けるのが鉄則です。
「よく噛まなくても飲み込めるような柔らかいもの」というイメージで探すと良いですね。

2. 「原材料」をくるっと裏返してチェック

パッケージの裏面を見る習慣、ありますか?
回復食の時期だけは、添加物(保存料や化学調味料)が少ないものを選んであげてください。
原材料名の欄が、なるべくシンプルで短いもの。「〇〇エキス」「〇〇料」といったカタカナが少ないものがおすすめです。

3. 「冷たいもの」より「温かいもの」

断食中は、代謝が変化して体が冷えやすくなっていることもあります。
サラダなどの冷たい食事よりも、スープやお粥、お味噌汁など、お腹の中からポカポカ温まるものを選びましょう。
温かいものは、それだけで心の緊張もほぐしてくれますからね。

ファスティング回復食におすすめのコンビニ商品リスト

では、具体的にどんなものを選べばいいのでしょうか。
最近のコンビニは健康志向の商品も増えていて、私たちにとっても心強い存在です。
ここでは、回復食の段階(回復期)に合わせてご紹介しますね。

回復食1日目(リスタート期)


この時期は、まだ固形物は控えめに。液体に近いものから始めます。

  • レトルトのお粥(白がゆ): 梅干しなどは別添えのシンプルなものがベストです。
  • 具なしの味噌汁: インスタントでもOKですが、できれば生味噌タイプを。具は食べずに汁だけいただくか、豆腐などの柔らかいものを選んで。
  • 甘酒: 砂糖不使用の米麹タイプのもの。飲む点滴とも言われますね。

回復食2日目〜3日目(徐々に慣らす期)

少しずつ、柔らかい固形物を取り入れていきます。

  • 豆腐・湯豆腐: タンパク質補給に最適。冷奴なら少し温めてからがおすすめ。
  • 納豆(ひきわり): 粒のものより消化が良い「ひきわり」がベターです。タレは化学調味料が多いので、少量にするか醤油に変えて。
  • もずく酢: 海藻類は水溶性食物繊維が豊富。よく噛んで食べましょう。
  • 野菜スープ・豚汁: 具だくさんのスープ。根菜類はよく噛んで。お肉や油が多い場合は避けるか、具を少し残しても構いません。
  • バナナ: 手軽なエネルギー源。熟して柔らかいものが胃に優しいです。

避けたほうがいい「NG」コンビニ商品

逆に、これだけは回復食の期間中は我慢してほしいものもあります。
せっかく休まった内臓がびっくりしてしまうからです。

  • 揚げ物(ホットスナック): 唐揚げやコロッケなどの油分は、消化に大きな負担がかかります。
  • 菓子パン・スイーツ: 砂糖や小麦粉、油脂がたっぷり。急激な血糖値上昇を招きます。
  • カフェラテ・コーヒー: カフェインは刺激が強いので、ノンカフェインのものを選んで。
  • カップラーメン: 塩分と添加物の量が多いため、リセットした体には刺激が強すぎます。

ファスティング回復食でコンビニを利用する際の注意点

便利なコンビニ食ですが、食べ方にも少し工夫が必要です。
「何を食べるか」と同じくらい、「どう食べるか」が大切なんですよ。

「よく噛む」ことが一番の調理

コンビニのお粥やスープは、どうしても流し込むように食べてしまいがち。
でも、胃腸には歯がありません。
口の中でドロドロになるまで、30回以上噛むこと。
これが、どんな高級な消化酵素よりも効果的な、最高の調理法なんです。
「ありがとう、いただきます」と心の中で唱えながら、ゆっくり味わってみてください。

成分表示の「/(スラッシュ)」の後ろを見る

原材料名を見ると、「/」という記号がある商品があります。
この記号の後ろに書かれているのが添加物です。
完全にゼロにするのは難しいかもしれませんが、この部分ができるだけ少ないものを選ぶ意識を持つだけで、体への負担は大きく変わります。

忙しい女性へのメッセージ:完璧じゃなくていい


ファスティングで気分がいい人

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
もしかすると、「やっぱりコンビニだと選ぶのが難しそう…」と感じた方もいるかもしれませんね。

でも、大丈夫。
私たちはロボットではありませんから、毎回100点の食事なんてできません。
コンビニのお粥に感謝して食べる日があってもいいんです。

大切なのは、自分の体の声を聞こうとする姿勢。
「今、お腹空いてる?」「疲れてない?」
そうやって自分の体に問いかけながら選んだものであれば、体はきっと応えてくれます。

やすらぎの里に来られる方々も、最初は皆さん「ちゃんとやらなきゃ」と肩に力が入っています。
でも、伊豆の自然の中で過ごすうちに、「あ、もっと適当でいいんだ」「心地よければそれでいいんだ」と、表情がどんどん柔らかくなっていくんです。
その変化を見るのが、私の一番の喜びでもあります。

まとめ:コンビニを味方につけて、軽やかな私へ

ファスティングの回復食にコンビニを利用することは、決して手抜きではありません。
忙しい日常の中で、自分の体をメンテナンスしようとする、賢い選択のひとつです。

今回のポイントのおさらい:

  • コンビニ利用はOK!罪悪感を持たずに活用しましょう。
  • 「消化の良さ」「温かさ」「添加物の少なさ」を基準に選ぶこと。
  • お粥、味噌汁、豆腐、納豆などがおすすめ。
  • 何よりも「よく噛んで、味わって」食べることが大切。

もし、「自分一人だとやっぱり不安」「一度、プロの元でしっかりとリセット体験をしてみたい」と思われたら、いつでも伊豆高原にいらしてください。
ここには、コンビニはありませんが、心と体が喜ぶ手作りの養生食と、温泉、そして何もしない贅沢な時間があります。

張り詰めた糸を緩めるように、まずは深呼吸。
あなたの健やかな毎日を、伊豆の空の下からいつも応援しています。

プロの食事管理と温泉で、心ゆくまで自分を甘やかす旅へ。

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