ユニフォームを脱ぐ日

谷内です。
今年になり早くも2週間。
とうとう最後の1日になりました。
大沢先生をはじめ、
奥さんやスタッフの皆さんに支えられ、
ゲストの方の笑顔に励まされ、
また、昨年の大晦日には、未来のゲストの方から寒さが
吹き飛ぶような温かなメールを頂戴して、
今日まで勤めさせて頂くことができとても
感謝しています。
過去には、リストラに遭ったり、
体調不良で辞めたり、
勤め先が閉鎖になったことも…
そんな苦い経験をしているせいか?
今回は、初めて気持ちのいい最後を迎えることが
できました。
どうしょうもない寂しさに襲われた1週間前。
でも、今は不思議と寂しくありません。
何故なら、みんなが普通に「遊びに来てね。」
と声をかけてくれるから…
初めて帰れる場所を見つけられた様な気がします。
そこには家族のような、それ以上の温かさや
優しさが満ちていました。
都合さえつけられれば、いつでも行けると言う
「安心感」「自分の居場所」があります。
「やすらぎの里」に来れた意味。
今まで居られた答えのようなものが、
ここにあるような気がします。
例えば「人には優しく」「いつも明るく」
当たり前のことかも知れません。
十分分かっていることかも知れません。
でも実際出来ているか?と思うと
なかなか難しいことです。
そんな答えがたくさん見つけられる
ところでした。
[最後の1枚]
夕陽
この写真は伊豆に来て、初めて海に沈む夕陽を撮影したものです。
今まで撮った中で1番といってもいいかも知れません。
風もなく当時持っていた最大の望遠レンズが使用できました。
雲も少なく、全ての条件が揃ったその時!!
「試されているのか?」と思うような奇跡が起こります。
よーく見ると船の後ろに工場のような蜃気楼が現れます。
夕陽の右側にも鉄塔のような蜃気楼が見えます。
(肉眼では見えませんでした。)
2度と訪れないだろうと思える風景。
夕陽の下にもう1つ夕陽がくっついて見える夕陽を
「達磨夕陽」と言うそうです。
この写真を後に知人(一般的にスピリチュアル・カウンセラーと呼ばれる方)に
見て頂いたら「神様が降りてくるようないい波動が出ている。」
と言われました。
皆さんの幸せをお祈りしています。
また、伊豆の大自然に囲まれ、
人々の温かさを知った今、
許されるのであれば
10年後でいい
 20年後でも構わない
いつかこの伊豆のどこかで
暮らしたいと強く願っています。
スタッフブログを書いている本館と高原館のみなさん。
私は見る側になりますが、行きたくなる風景や情報を
楽しみにしています。
陰ながら応援していますので、
頑張ってください。
どうもありがとうございました。
本当に、どうもありがとうございました。

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