昨日のyahooニュースで、
「落雷でキノコの収穫量が増加」という記事が出ていた。
日本では古くから、落雷でキノコが豊作になる
という言い伝えがあったというのだ。
それを、岩手の農業試験場が4年間に渡って、
様々なきのこに人工の稲妻を照射して調査したらしい。
そしたら、収穫量が2倍以上になるものもあったとか。
興味を引いたのが、
なぜ稲妻でキノコの収穫量が増えるかという理由だ。
まだ、はっきりはわかっていないが、
キノコが危険に対する反応として、
繁殖力を増大させているのではないかということだ。
「キノコにとって、落雷は自分たちを簡単に全滅させる非常に深刻な脅威となる。
キノコは死ぬ前に自分を再生しておかねばならないと感じ、
稲妻を察知すると自動的に成長を加速させて、子実体の数を増やすのだろう」
命を繋げようとする、
生き物のすばらしい適応力ですね。
適度な危機を感じると繁殖力が高まるのは、
動物だけでなく、植物も同じなのだと納得しました。
キノコに一定期間、断食させることができたら、
きっと、繁殖力が高まるでしょうね。
「今日のやすらぎ」
提携農家の高橋さんのシイタケ林。
今年の春はずいぶんシイタケが採れました。
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