岩手の実家から野菜と一緒に、
いろんなものが届きます。
例えば、スタッフのみんなが大好きな
“南部せんべい”とか、
おやじが搗いた“よもぎもち”とか。
今回は、“しだみだんご”が入っていました。
しだみだんご・・・?
いったい、なんなの。
そうでしょう、
岩手の人でも年配の人しか分からないと思います。
その正体はというと、
どんぐりのだんごなんです。
どんぐりの実を灰汁で
何度も何度もあくを抜いて作ります。
あまりにも手間がかかるので、
今ではほとんど作る人がいなくなりました。
どんぐりの、素朴な味が、
岩手の田舎を思い出させてくれます。
しかし、いつまで残っていてくれるかな~。
映画「タイマグラばあちゃん」の中にも、どんぐりの粉で作る料理のことが出てきました。
ふと、それを思い出しました。またあの本を読みたくなった!
岩手出身の自分にとっても初耳です。どんな味なのか想像つきませんねぇ…。
私の場合、郷里の土産は南部手焼きせんべい、鴎のたまご、萩の月(これは仙台)等喜ばれますね。
haniwakimikoさんへ
岩手の県北は昔から冷害がよくあるところでした。
そのため、雑穀や木の実などを食べて飢えをしのいだのだと思います。
どんなものでも、なんとか食べられるように工夫した先人の知恵には頭が下がります。
トマト10さんへ
同じ岩手の出身だったんですね。
なんかそれだけで親近感を感じます。
味はちょっとほろ苦くて、滋味あふれるという感じです。