昨日のNHKスペシャル「沖縄よみがえる戦場・地上戦に巻き込まれた住民たち~始めて語る過酷な体験」を見ました。
米軍が沖縄に上陸したときに、日本の軍部は沖縄を本土への上陸を防ぐための捨石にしていたというのです。
そのために、沖縄では中学生も自衛軍に借り出され、
たくさんの人が戦死したそうです。
また、生きたまま米軍につかまるよりはと、
女性や子供は集団自決で命を絶った人がたくさんいました。
そんな中で生き残った知花さん(当時24歳)が戦後60年経って、
初めてその当時のことを語っていました。
集団自決をするときに、一緒にいた5歳の子供だけが死んで、
自分は生き残ったのです。
60年経った今でも、そのことは一時も忘れることはなかったそうです。
知花さんは、おいしいものを食べるとき、
車に乗るとき、
洋服を買うとき・・・。
あの子が生きていたらこんなものを食べさせてあげたかった、
こんなこともさせてあげたかったと思うそうです。
自分の子供を死なせなければいけなかった親の気持ちを思うと、
涙が出てきました。
そして、子供に好きなものを食べさせることができて、
好きなことをさせることができる。
今のような時代だからこそ、生きていることの
有り難さを教えていかなければいけないと感じました。
また、それは子供だけにではなく、そんな時代を知らない、今の若い世代にも、
食べられることの有り難さを伝えていかなければいけないと強く感じました。
「今日のやすらぎ」
テラスにある睡蓮鉢にはウォーターレタスが育っています。
その中で小さな金魚が気持ちよさそうに泳いでいます。
当たり前のようなことになっていて、忘れてしまうんですよね。こうゆう国に生まれ育って、飢えることを知らず、平穏に暮らせることが、どれだけ、ものすごいことなのかって・・・。60年前でなくて、今現在でも、国によっては戦火の中で生きている人もいれば、貧困であえいでいる人も、何千万人といるんですからね。
Sakura_sakuさん
本当ですよね。
そんな大事なことをつい日常では忘れがちになっちゃうんですよね。
プチ断食って、そんなことを思い出させてくれるいい機会かなって思います。