肥満になるのは食べすぎ・・・?
とばかりもいえません。
世の中には食べ過ぎても太らない人はたくさんいます。
逆に少ししか食べていないのに、太ってしまう人もいます。
この違いはいったい何でしょう。
それは胃腸の消化吸収の働きと、
栄養を燃焼する働きの違いによります。
吸収がいい人は、食べ物の栄養をむらなく吸収します。
「嫌だわ、そんなこと」
そう言わないで、これはとってもいいことなんです。
吸収のいい人は、病気になっても回復が早い。
特に大きな病気(癌など)をしたときに、
劇的な回復をするのは吸収のいい人たちなんです。
問題なのは、栄養を燃焼する働きの弱い人です。
いわゆる代謝が悪いという状態です。
ここ30年の間に日本人の基礎代謝はかなり下がってきています。
特に生まれたときから、便利な生活をしている
30代以下の世代でその傾向が顕著です。
便利すぎる生活は、生活の中で動くことが少ないので、
筋肉量が減り、基礎代謝が低下してしまいました。
代謝が低下した状態で吸収のいいジュースやお菓子ばかり食べている。
そんな生活が肥満をますます増加させているのです。
「今日のやすらぎ」
毎朝の散歩コースの途中にある、大きな楠の木。
やすらぎの里の周辺は国立公園になっているので、こんな大木がたくさんあります。
最近のコメント