脂肪には内臓の周りにつく「内臓脂肪」と、
皮膚の下にたまる「皮下脂肪」の2つがあります。
この2つは同じ脂肪でも危険度はまったく違います。
「内臓脂肪」はお腹の内臓の周りにたまっている脂肪で、
生活習慣病を引き起こす危険な脂肪です。
この脂肪はほとんどがお腹の周りにつき、
真ん中がふくらんでいるので「りんご型肥満」と呼ばれています。
一方、「皮下脂肪」は、お尻や太もも、
二の腕などについています。
大きな病気の原因にはなりにくいのですが、
一度ついたらなかなか落ちにくい脂肪です。
下半身につきやすく、形が洋ナシに似ていることから
「洋ナシ型肥満」と呼ばれています。
リンゴ型肥満は中高年のおじさんや、
外人によく見られる肥満のタイプです。
上半身にボリュームがあり、
暑がりで汗っかきの人が多いですね。
心臓病や脳血管疾患、肝臓、糖尿などの
病気になりやすい傾向があります。
洋ナシ型肥満は日本人の女性に多く、
いわゆる下半身デブというタイプです。
下半身だけが太く、冷え性でむくみやすく、
代謝の低い人に多く見られます。
胃腸疾患や腎臓病、関節炎などの
病気になりやすい傾向があります。
皮下脂肪は筋肉を包んで体温を保つ働きがあります。
そのため、冷え性の人は皮下脂肪がつきやすいのです。
特に足がいつも冷えたり、むくんだりする人は、
下半身に脂肪がたまりやすい傾向があります。
そのような人は、散歩やストレッチで、よく足を動かして、
循環をよくして、血行がよくなると脂肪も落ちやすくなりますよ。
「今日のやすらぎ」
今年8歳になったテラは顔に白髪が目立つようになりました。
今日は天気がよかったので、テラも気持ちよさそうにお昼寝です。
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