●便秘の解消法 その3
便秘は男性でもたまには悩んでいる人がいますが、圧倒的に女性に多い症状です。
なんで女性の方が多いの?
それは、女性の方が普段の生活でも忙しいからです。
特に仕事をしている人なんか、常にパタパタしていますよね。
夜は仕事で遅くなって、帰ってから食事していると、あらもう11時。
疲れを取るためにゆっくりお風呂に入っていると、あらあらもう12時。
それから、ネットでいろいろ調べたりしていると、やばいもう1時だわ。
なんてやっていると、朝もぎりぎりまで寝ていたい。
そうすると、化粧はしなきゃいけないし、服もどれにしようかな?
もちろん、朝ごはんなんて食べる時間はないし、ウンチなんてしてる場合じゃない。
会社に行っても、日中のんびりしている人は、あまりいないと思うので、結局一日出ないまま。
そうしているうちにウンチがどんどん小さくなって、ますます便秘になってしまう。
悪循環ですね~。
とはいっても、夜早く寝ろっていっても難しいし、朝もゆっくり寝ていたいんですよ。
そうですよね。
よ~くわかります。
そんな方にいい方法があります。
朝、目覚ましで目が覚めたら、すぐには起き上がらないですよね。
眠いから、どうしようか、もう5分寝てよう、なんて15分くらいはごろごろしてるんじゃないですか。
そんなときに、がんばってからだを起き上がらせます。
そんなの無理です。
私は低血圧で、朝はすっごく苦手なんです。
そう、そんなあなたに特におすすめな方法なんです。
とりあえず、からだを起こして、ベットの上にしゃがみます。
まだ、寒いからお布団は背中にかけたままでもいいです。
そうして、しゃがんだまま(ウンチングスタイル)で、目が覚めるまで、じっとしてるんです。
それなら出来そうだと思いません。
起き上がるんじゃなくて、ベットの上でしゃがんでいるだけでいいですから。
そのしゃがんでいる体勢が、肛門の刺激になるんです。
動物はみんなあのしゃがんだ姿勢で、ウンチをします。
イスに座った状態で、気張っているのは人間だけです。
目が覚めるまで、しゃがんでいて、目が覚めたら、まずトイレに行きます。
そして、トイレで出なくてもいいので、少しきばってみます。
出なくてもあきらめないで、次の日も同じことを繰り返します。
その習慣が、便意を取り戻すことにつながります。
もうひとつ大事なこと、それは便意を感じたら、なにをおいても取り合えずトイレに行く習慣をつけましょう。
急がしいとか、人目が気になるとか、めんどくさいといって、便意を無視し続けたことが、便秘につながっています。
なにがあってもまずトイレ、そんな気持ちで取り組むといいでしょう。
次回は便秘の人だけではなく、過敏性大腸炎などむしろ下痢しやすい方や、胃腸が弱いという方に、腸の働きを高める方法を紹介します。
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