今日治療した40代の女性。
「この頃、目がすっごく疲れるんです」
「長い時間パソコンに向かっていると、目の奥の方が痛くなるんですよ」
「これって、老化だからしょうがないんですか?」
わかる、わかる。
私も今年で40歳ですから。
あまり根つめて、パソコンに向かっていると、目がしょぼしょぼするときあります。
だけど、まだ老化だなんて、あきらめないで。
まあ、これも一種の偏り疲労ですわね。
そこだけを極端に使いすぎているのがいけないんです。
モニターを長時間見ていると、視点を同じところに固定しなければいけません。
そのため、眼球のレンズを同じ状態に保つために目の周りの筋肉が固まったままになります。
そんなことが、長時間続いていると、目の周りの筋肉が凝ってしまうんですね。
それがひどくなると、血がめぐらなくなって痛くなるっていうわけですよ。
肩凝ってるときにお風呂に入って温まると楽になりますね。
目も同じです。
「えっ~!どうやって目をお風呂に入れるんですか」
「それじゃあ、目玉おやじじゃないですか」
妖怪じゃないですから、そりゃ無理ですよね。
人間の場合は、目に温かいタオルを乗せて、温めればいいです。
疲れを通り越して、痛くなっているようなときは、一度冷やしてから温めます。
冷やす場合は、100円ショップで目にのせるジェルシート(メガネの形をしたやつ)を冷蔵庫で冷やしておいて使うと便利です。
入浴法で温冷浴ってありますよね。
あれと同じ原理です。
ただ、温めるよりも、冷やして、温めると血行がさらによくなるのです。
目の疲れが気になっている人はやってみてください。
「今日のやすらぎ」
伊豆の野山によく自生しているあせびの花
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