「自然の中で暮らしてみたい」
「人との繋がりを感じて働きたい」
特別な資格や才能はないけれど、
自然の中でのびのびと働いてみたい。
「断食リトリート・やすらぎの里」での出会いが、
その一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
舞台は伊豆高原。
別荘地として今でも人気のある自然豊かな場所です。
「断食リトリート・やすらぎの里」は、
忙しい毎日に疲れた人が一度立ち止まって
「心と体を深く休める」宿泊施設。
先が見えにくい世の中で、
よくわからない不安を抱えている人が増えている。
このタイミングだからこそ、
飛び込んでほしい仕事です。
東京駅から伊豆急踊り子に乗り、
伊豆高原駅までは乗り換えなし。
藤沢あたりを過ぎたころから、
窓から見える緑が増えてくる。
小田原を過ぎると左側には海が広がり、
右側の窓からはみかん畑が見える。
そんな景色を楽しんでいると、
あっという間に伊豆高原駅に着いた。
伊豆高原駅からは、
伊豆の海が一望できる。
さっきまで人の海の中を歩いていたのが噓のよう。
車の騒音がなく、
聞こえてくるのは鳥のさえずり。
駅前にやすらぎの里のマイクロバスが止まっている。
このバスに乗り10分ほどで、
やすらぎの里養生館へ到着する。
やすらぎの里は伊豆高原駅周辺に3館あって、
どこも駅から車で10分前後の場所にある。
今回話を聞いたのは、
やすらぎの里養生館の館長、深澤さん。
35歳という若さながら、
養生館の館長として、運営を任されている。
「伊豆高原は程よく田舎で、
ワイルドな自然がすぐ身近にあります。」
ニコニコしながら、
伊豆高原の良さについて語る深澤さん。
館長というプレッシャーの大きい役職についているのに、
びっくりするほど柔らかな雰囲気。
やすらぎの里って、
いったいどんなところなのだろう…。
「色々やってるんですけど、
やっぱり一番は名前の通り、
それぞれのやすらぎを感じてもらう場所」
「ちょっと曖昧な表現ですが、それが一番ピッタリ来ますかね。」
やすらぎの里は、断食や食養生で心身をリセットし、
本当のやすらぎを感じてもらうための宿泊施設だという。
そういえば「断食するところ」ということで、
正直、古くてあまりきれいじゃないイメージをしていたけれど、
まったくそのようなことはなく、
とても清潔で落ち着く和風リゾートのような感じだ。
それにしても「断食」だなんて、
ちょっとコワイ気もしてしまうが…。
「そう、やっぱりストイックなイメージが強いんですけど、
実際のゲストのお話を聞いてると、食べないことの清々しさとか、
本来持ってる体の軽さとか、心の爽やかさが出てくるので、
『食べない』とか『やらない』ことで感じる、
やすらぎっていうのがあると思います。」
ゲストの多くは一度来ると、
その後、定期的に訪れる人が多いという。
これまでは圧倒的に女性の割合が多かったというが、
ワーケーションルームを設置してから、
男性の割合が増えているというのも興味深い。
さて、今度は若くてイケメンの深澤さんの経歴について聞いてみる。
「やすらぎの里で働く一番大きなきっかけは、
学生の時に断食をしたことですね。」
それがすごく感動的で心に響いて、
いつかは断食に関わることをやりたいなという思いがありました。」
もともと静岡県の富士市に住んでいたという深澤さん。
やすらぎの里で働くために移住してきそうだ。
移住への不安はなく、
楽しみだという気持ちが大きかったと話す。
「ここでの滞在は、初日に面談をさせて頂いて、
最終日に対話のプログラムをさせて頂きます。」
「そこで、それぞれ気づいたことだったり、
変わったことだったり、それを聞くことや、
皆さんが元気になって、その人らしさを取り戻して、
なんかキラキラしてる感じ、それを見た時に嬉しいです。
嬉しいなと言うか…それが喜びですね。」
深澤さんからは、
「仕事が楽しい」という雰囲気があふれ出ている。
そんな館長の仕事は多岐にわたる。
「朝の6時半からの朝ヨガと瞑想で1日が始まります。
その後朝のお散歩やトレイルウォーキング。」
「帰ってきたらフロント業務やパソコン業務をしたりして、
夕方になったら夕方のヨガ、夜のヨガをやったりします。
ヨガだけでなく、食や養生に関することの講座もします。」
「滞在中の予定を組んだりとか、
後はここでの滞在のことをSNSにアップしたりとか、
そういうこともしています。」
ヨガや瞑想のレクチャーから、
食に関することの講座、SNS発信まで。
多才な深澤さんだが、やすらぎの里で働くまで、
このようなことをしたことがなかったと聞いて驚いた。
やすらぎの里では、未経験の人でも、
入社後、その人の経験や適正に合わせて、
トレーニングしてくれるそうだ。
「僕がここにいて1番いいなと思うのは、
いろんなゲストの方が集まって、
その時しかない場が一番の魅力だと思うんですね。」
『大人の合宿』じゃないですけど。
仕事とか、地位など関係なしで関われる感じが魅力だと思っています。」
「ある意味『仲間』みたいに一緒になって、
楽しく、交流もあるし、滞在できるような…。
なんかそういう『楽しい場』を整えて行けたらいいなと思っています。」
そんな館長深澤さんには、
二人のお子さんがいる。
やすらぎの里で働きながらの子育てってどうなんだろう?
「伊豆高原って、子育てするには、
良い環境だなと最近つくづく思います。
近くにすぐ緑や海がある。その点も最高ですね。」
「断食施設って、修行の期間が長くて、
家族を持ちながら続けるのって無理だと思ってたんですね。
でもやすらぎの里は、
家族もいながらしっかり生活できるように、
考えてくれているので、
こんなありがたい場所はないなぁ…と。
家族ができてより感じてます。」
最後に、どんな人がやすらぎの里で、
働くのに向いているかを聞いてみた。
「伊豆の自然が好きだったり、
後はここでやっていることに興味がある人」
「僕はもともとヨガを専門にしてきたわけじゃないので。」
「だから、自然が好きとか、
やすらぎの里の取り組みに興味がある人だったら大丈夫。」
「好きなことがここにあるなと思った人に、
やすらぎの里はとても良い環境だと思います。」
深澤さんをはじめ、
やすらぎの里で働くスタッフは、
みなさんニコニコしている。
みんな自分の得意なことを活かして、
自分らしく働いているようだ。
なるほど、自分の強みを活かして働ける環境が、
自由でかろやかな空気感を生み出しているのですね。
あなたもやすらぎの里で、
自分らしく働いてみませんか?
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