治療とリラクゼーションを担当していた久次米先生が、今日で退職です。
タイ古式マッサージなどの技術もあり、治療のレベルが高かくてゲストの方の評判もいい先生でした。
野見山先生が辞めた後、私の右腕としてやってくれていたのでとても惜しい人材でした。
もともと彼は神戸で治療院をやろうとしていたのですが、いろんな事情があってあきらめていた経緯がありました。
また、神戸にはお母さんが一人暮らしをしていて、長男の彼はいずれ関西に戻らなければいけない身でした。
昨年末にやすらぎの里によく来てくださる経営者の方から、「治療院を始めたいんだけど、だれかいい先生を知りませんか?」と声をかけられました。
私はすぐに久次米先生が浮かんだのですが、自分の右腕になっている人材なので、他にいい人がいればと探していました。
しかし、なにか自分の中でひっかかって、すっきりしない気持ちがありました。
自分の右腕とはいっても、その人間の将来につながることなら応援してあげるのが、上司としての責任ではないのか?
自分もたくさんの方の力で独立することができたんだから、今度は自分が後輩の応援をしてあげる番なんだ。
そう考えて、久次米先生に「こんないい話があるから、がんばってみたらどうだ」と話しました。
面白いことに、その後すぐにやすらぎの里で働きたいという鍼灸師の先生(現在の小池先生)から応募がありました。
こういうのをシンクロニシティー(意味のある偶然の一致)というそうです。
たぶん、久次米先生にも小池先生にも、そして私にも必要なタイミングだったのでしょう。
久次米先生は3月頃に大阪で鍼灸・マッサージの治療院を開業する予定です。
詳細がはっきり決まったら、HPでも紹介する予定ですので、大阪のみなさんは楽しみにしていてください。
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