『 やすらぎ通信 』 第516号 週刊 2014.9.30
~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
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日記ブログ https://y-sato.com/diary/
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伊豆高原は薄い雲が広がっていますが、
風もなく穏やかな天気です。
少し涼しくなってきたので、
中庭のテラスに、
ソラ君のお昼寝用のベットを出しました。
ソラ君、まあ気持ちよさそうに、
そのベットの上で、爆睡中・・・。
その脱力さは、
見てるものをもゆるませる、
やすらぎのポーズ。
ソラ君は、
僕のヨガの師匠でもあります。
キンモクセイの香りが漂う伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】食の断捨離
【2】縁結び子宝リトリート
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】食の断捨離
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今回も、高原館の館長の
小針先生の記事を掲載します。
小針先生は高原館で入所時の面談や、
ヨガ、施術などをやっています。
小針先生の食や健康に関する知識は膨大で、
僕も何か分からないことがあると、
よく彼に聞いて、教えてもらっています。
「デトックス博士の心身浄化生活」というブログもやっていて、
健康マニアの方に、人気です。
http://ameblo.jp/detox-hakase/
その小針先生が、高原館のホームページに、
アップしてくれている記事がとってもいいので、
何回か続けて、紹介させていただきます。
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「食の断捨離」
「断捨離」という言葉は、
だいぶ馴染みのあるものになりました。
やましたひでこさんが、
収納術とからめて提唱されたもので、
もともと沖正弘先生による、
沖ヨガの修行哲学に由来するものです。
「断行、捨行、離行」を食事に、
当てはめてみることもできます。
「断行」は、
そのままずばり「断食」です。
断とは日常性、習慣性を断ち、
非日常に身を置くことです。
断食というと「食べないこと」であって、
それによって、普段食べ過ぎによって、
酷使されている内臓に休息が与えられ、
様々な生理的な効果が期待されます。
さらに、「断行」について踏み込んで言えば、
非日常に身を置くことで改めて、
あたりまえの日常のありがたみ、必要性、
恩を感じられるようになるということです。
食べること以外にも、日常的な、
寝ること、働くこと、
家族と一緒に過ごすことなども、
一度断ってみることで、
改めて尊さが身にしみることと思います。
「ありがたみ」を取り戻す営みが
「断行」と言えるでしょう。
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「捨行」は、捨てるということですが、
心身に溜め込んだ澱、ネガティブな感情や、
脂肪、老廃物、腸内の残滓などを、
きれいさっぱり捨てることです。
モノや情報にあふれ、
一日中そうしたノイズに接する我々は、
過剰な欲望を煽る風潮も相まって、
必要なモノ以外にも不必要なモノも溜め込んでしまいます。
端的に言えば、それは便秘ですが、
これは単に腸の機能低下だけでなく、
手放すことへの漠然とした不安や恐れによって、
出し惜しみしてしまう心が、
体に表れているということもできるのではないでしょうか。
不安や恐れといった感情は、
心身の緊張感となって交感神経を優位にさせ、
内臓機能の低下させることは、
自律神経の観点からも説明がつきます。
外部からの情報やしがらみを遮断した、
非日常の場において、
責任感や、意地、プライド、
あるいは、焦りや不安、恐れなどを解き放って、
大の字になって天を仰ぐかのように、
おまかせの境地になってみることで、
肉体的にも精神的にも本質的な
「捨行」がなされるのだと思います。
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「離行」ですが、これは一切のとらわれ、
はからい、こだわりを手放すことだと思います。
体に良いからこれを食べる、
体に悪いからこれは食べない。
こうした、情報や知識に基づく食事法には、
自らの身体に対する信頼もなければ、
その声に耳を傾ける姿勢もありません。
外側にある情報や知識を判断基準にするということは、
身体の声を抑圧することと同じで、
早晩、身体からの嘆きが、
病気という形で表れてもおかしくありません。
身体の声に耳を傾けるということは、
他者によってもたらされる理論や
原理原則にとらわれるのではなく、
自らの心身の快感覚に従うということです。
今の自分が最も必要としているものは、
他の誰でもない自分が、
一番よく知っているのだという絶対的な信頼のもとに、
食べたい時に食べたいものを食べたいだけ食べて、
健康になるあり方です。
こう言うと、快感に耽溺し、放埒に流れ、
不健康になってしまうのではないかと
懸念される方もあるかもしれません。
たしかに、不自然極まる現代社会の日常性に慣れ、
鈍麻した心身状態では、そうなってしまうでしょう。
しかし、ここで言ったような断行、捨行を経た心身は、
本来の繊細な感覚を取り戻しているので、
自分の欲求に従っても矩をこえず、
たとえ、一時的に道を外れても、
排泄するなり、解毒するなりの自浄作用が健全に働き、
バランスを取り戻せることでしょう。
生命の働きを旺盛にしてくことによって、
おのずと健康になっていくということが、
誰の目にも明らかな王道であるにもかかわらず、
往々にして外部の知識や情報に頼ることによって、
むしろ自らの生命の働きを信頼せず、
結果として貶めることが、
まるで健康法であるかのように錯覚しているのが、
情報過多の現代人の皮肉にも不健康な現実ではないでしょうか。
「断捨離」は物質主義の極まった現代日本にこそ、
まさに必要な思想と言えるでしょう。
■ 高原館について
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【2】縁結び子宝リトリート
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出雲大社の参道にある婦人科専門の漢方薬局の
堀江先生とやすらぎの里がコラボして、
赤ちゃんを望む女性のための
「子宝リトリート」を開催します。
■ 堀江さんの「縁結び出雲の子宝ブログ」
http://ameblo.jp/crouching-tiger/
<日時>2015年1月31日(土)1泊2日
<場所>やすらぎの里・本館
<参加費>1名38,000円(漢方スタート特典付き)
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旧暦の一年の始まりである「立春」
体が冬から目覚める春に向けて、
準備をするときでもあり、
新しい運気が訪れる日でもあります。
自然のリズムと力を味方につけて、
授かるための力を高める、
とっておきの秘訣をお伝えします。
まずは、今の自分の状況を正しく知ること。
次に、必要な基本の知識を得ること。
そして、はじめの大きな一歩を踏み出すこと。
そのために、漢方、薬膳、ヨガ、心理ケアという、
子宝にとって大切な4つの知識をひとつにまとめました。
なによりも、あなたをはじめとする参加者みんなが創りだす、
前向きな気持ちに満ちた「場」が、
あなたに大きな力を与えてくれます。
不妊治療をがんばっている方も、
ゆっくり自然妊娠を目指される方も、
もう一度、子宝について考えたい方でも、
赤ちゃんを望む女性なら誰でも、
ご参加いただきたい1泊2日のリトリートです。
■ お問い合わせ・お申し込みは
堀江薬局 Tel 0853-53-2226
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【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
その中の一部をご紹介させていただきます。
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初めての参加でしたが、
想像以上に癒されたし、
体重を少し前に戻すことが出来て、
本当に感謝です。
スタッフの方の心遣いもとても良く、
本当にやすらげました。
たっぷり時間がある中でたくさん本を読めたこと、
食事のことなど、いろいろ学ぶことができました。
一週間ありがとうございました。
30代 女性
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一週間お世話になり、
ありがとうございました。
妻に強制連行されて、ここに来ましたが、
思ったほど辛さは感じなく、
楽しく過ごすことが出来ました。
ここで教えて頂いたことを生かして、
体質改善に努めます。
60代 男性
■ やすらぎの里の体験談
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【5】 編集後記
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先週、今週と続けて、
小針先生の記事を掲載しています。
きゃしゃな見た目とは違って、
骨太の文章を書く小針先生。
僕よりひと周り以上年下だけど、
健康道に関しては、師匠だと思ってます。
膨大な知識とともに、
本質を見極める目も確かです。
これからもしばらく、
小針先生の記事を続けて紹介していきますね。
■ やすらぎ日記
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2005 (C) Yasuraginosato
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