『 やすらぎ通信 』 第676号 2018.2.27
~ 断食の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
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こんにちは、
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は薄日が差す、
まずまずのお天気。
この間の日曜日に、
雪で延期になっていた
「大室山の山焼き」がおこなわれました。
今年は高原館の近くで見ましたが、
バチバチと火が燃える音や、
少し熱さも感じられて迫力ありました。
白っぽくなっていた大室山が、
30分位で、一面真っ黒になります。
伊豆高原に春を告げる山焼きも終わり、
本格的な春がやってきました。
河津桜が満開の伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
河津桜が満開の伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】━━━━━
【1】腹が減ったら動こう
【2】おすすめの本
「お腹がすいたら運動しなさい!」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】腹が減ったら動こう
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やすらぎの里では、
目覚めのヨガから始まって、
気功体操や散歩など、
いろんな運動プログラムがあります。
このすべての運動は、
食事の前の空腹の状態でおこなっています。
まあ、断食コースの方は、
食事と言っても、飲み物だけですから、
いつでも空腹なんですが・・・。
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自然の中で生きている動物が、
どんな時に動いているか。
お腹が空いて、
食べ物を探しに行くときです。
人間と違って、
動いて食べ物にありつけないと、
食べることができませんので、
空腹になると、動き出します。
空腹を感じるときは、
血液中の糖分が少なくなっているので、
脂肪を分解して動くエネルギーにします。
脂肪は炭のような燃料なので、
糖分に比べると火がつきにくいけど、
一度燃え始めると、しばらく燃え続けます。
運動を習慣にしている人だと、
実感している人も多いと思いますが、
小腹が空いたときに動くと、
空腹を感じなくなります。
脂肪が使われ始めると、
血糖値が少し上がるので、
空腹感は収まってきます。
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ところが、小腹が空いたら、
すぐに食べる習慣を続けていると、
脂肪を燃やす働きが低下し、
間食と脂肪代謝の低下で、
どんどん脂肪が蓄えられやすくなります。
それを改善するために大事なのが、
お腹が空いたら動くこと。
ジムに行ったり、走ったりなどの、
本格的な運動をする必要はありません。
近くを15分位歩くとか、
その場で疲れるまで足踏みをしてみる、
ヨガの太陽礼拝をやってみるなど、
あまり時間がかからず、
負担の少ない運動がいいです。
その小さな積み重ねが、
空腹になって血糖値が下がると、
脂肪が燃え始めるという
代謝のサイクルを復活させ、
空腹に強く、
脂肪が燃えやすい体を作るのです。
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少し春らしい日も多くなってきたので、
運動を始めるにはいいチャンス!
腹が減ったときこそ、
動いて脂肪を燃やしましょう。
自分じゃ無理だという方は、
養生館で動く習慣を身に着けませんか?
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【2】おすすめの本
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「お腹がすいたら運動しなさい!」
医師で、生活習慣病予防について、
広く啓蒙をしている角尾先生が、
正しい空腹感の捉え方を解説しています。
医者には決して治せない生活習慣病を改善し、
真に健康な人生を送るための
新しいライフスタイルを提案した本。
この本を読むと、
お腹が空くと運動したくなります。
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【3】寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
今回は2月14日から4泊5日
養生館に滞在したゲストのみなさんの声です。
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とても盛り上がった週。
帰るときみんなジーンときてました。
長期休暇をとり、断食施設3軒を
はしごしてきた男性の方がいました。
「3か所の断食施設めぐりの最後が、
やすらぎの里で本当に良かったです!」
うれしいですね。
何度来ても癒される、
そんな場でありたいと思っています。
小針
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「目からうろこでした」30代女性
小針先生、マジおもしろかったです。
真顔で笑いを取りに来られると、
笑っていいのか、
リアクションに困ることが多々ありました。
とはいえ、大変勉強になりました。
あと、田中先生の「ユル整体」が、
目からうろこでした。
いや本当にびっくりしました。
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「また必ず来たいです」40代女性
小針先生と養生館に出会えて
とても幸運でした。
正直、予想以上のやすらぎと、
同時に人生への活力をいただきました。
いろいろとすぐに
不安になってしまう私ですが、
ここでの学びを
日々の生きる知恵にしてがんばれそうです。
また必ず来たいです。
これからも優しく温かい養生館でいてください。
本当にお世話になりました。
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「卒業旅行に」20代女性
卒業旅行にこの場所を選んで大正解でした!
今まで意識していなかった呼吸や、
身体の使い方について考える、
見直すきっかけになりました。
なによりスタッフのみなさん、
他の参加者のみなさんが、
優しくて楽しかったです。
やりたいときにやりたいことをやる!
自分の人生を思いっきり
元気に楽しんでいきたいです!
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「一番の収穫」20代女性
普段どれだけ味の濃いものばかり
食べているんだろ…と思いました。
少ない量でも自然な味つけでも、
充分においしく感じました。
空気はおいしいし
ゆっくりできるし楽しかったです。
今日の最後の講座を聞いて、
これから生きていくのが
なんだか楽しみになりました!
そう思えたことが一番の収穫です!
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「ここに来て求めていたもの」60代女性
最終日の慈悲の瞑想の中で、
先生が唱えた詞が、
私がここに来て
求めていたものだったと気づきました。
ゆっくりじんわりと
これからの私の生き方に良い指標となりそうです。
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「新しい自分に」40代女性
がんばりすぎなくても良いということ、
とても元気で明るく見えても、
何かを持っている人がほとんどで、
それを乗り越えていたり、
乗り越えようとしている人が、
まわりにはたくさんいる。
普段の生活では
会うことのない人たちに会えることで、
新しい考えや自分に気づくことができる。
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「自信になりました」50代女性
非日常に身を置くことができて
本当に助けられました。
自らで日々健康にいられればいいのですが、
やはり精神面の疲れは、
身体をむしばむものであることを実感しました。
そんな時、自力でというのはやはり難しく
思い切って来てよかったです。
少ない食事で、
朝のトレイルウォークをこなせたというのが、
大きな自信になりました。
小針先生の最後の講義が
本当に面白かったです。
「やり方」よりも「あり方」
「何を」ではなく「どのように」
忘れずにいきたいと思います。
いろいろな職、
立場の人たちとの出会いも楽しく、
元気をいただきました。
田中先生のリンパケアも驚きでした。
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【4】 編集後記
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先日Facebookに、
「自分で納得のいく話が出来なくて凹んだ。
まだまだ、迷走中の未熟者です。」
と投稿したら、たくさんの方から、
励ましのコメントいただきました。
「本物のプロほど、自分のパフォーマンスに
自分でダメ出しをして呻吟しているようです。
そんな人に惹かれるのです」
「人生、永遠に迷走です!(笑)」
「先生でも納得の行く話が出来なくて
凹むことがあるんですね!
なんか滅茶苦茶親近感。(笑)」
「50代前半で迷走しない人間に
なってもらっちゃあ、
かないませんからね(笑)」
いつも元気な風にしてますが、
自分の不甲斐なさに凹むこともあります。
そんなときは、
ありのままの自分をさらけ出すと、
みんなの温かさに支えられていると実感。
ありのままの自分を伝えるということを
大切にしていこう思いました。
大沢
■ やすらぎ日記
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小針先生、いつもメルマガ楽しく拝見しています。
先日のメルマガにありました「お腹が空いたら運動しなさい」を早速読みました。
やすらぎの里滞在中に過ごした、朝一ウォーキングがいかに理にかなっていたのか、思い出しながら納得しました。
空腹時の運動は分かりました。しかし運動後、どれくらい時間をあければ、いざお楽しみの食事を摂って良いものなのか、本の中には特に記載がありませんでした。
巷では
運動後すぐの食事は血液の流れが良く、エネルギーを吸収しやすいので血糖値が急上昇して良くない、とか
運動後すぐに摂る方が燃える!とか
いろいろに言われていて、どの情報が正しいのか困惑します。
これについてぜひ先生のお考えを教えて頂ければと思いました。
メルマガを読んでいただきありがとうございます!
空腹時運動ですね。野生的で僕は好きです。
運動後の食事について、これも野生の観点から、食べたいと思えばそれほど間をおかなくてもいいかなと思います。
運動すると血糖値が上昇することから、なかには空腹感が薄れる人もいるかもしれませんね。
「食べたい」という清々しく感じられるタイミングであればいいですね。
食べるものによっては血糖値が急上昇するかもしれませんが、
滋味あふれる食材が五臓六腑に染みわたる快感の方を僕は選ぶと思います。
観念的な回答で申し訳ありません。
こはり
小針先生、ご回答ありがとうございます!!
なるほど!!
食べるタイミングも枠にはめるのではなく、野生の感を磨いていくということですね!
先生らしいご回答でなんだかもやもやが晴れました!
ありがとうございます!