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~体と心がついていかないあなたへ~
最近こんなことを感じていませんか?
・なんだか疲れがとれない
・気分がどんよりしてやる気が出ない
・眠りが浅く、朝スッキリ目覚められない
それは「季節の変わり目」に、
心と体がついていけていないサインです。
特に、梅雨から夏へと移り変わる6月〜7月は、
気温・湿度・気圧の変化が大きく、
自律神経が乱れやすい時期。
年齢を重ねた私たちの体には、
この変化が思っている以上に負担になります。
🌿 今こそ「季節の養生」を
東洋医学では、季節に応じた過ごし方=「養生(ようじょう)」を大切にしています。
6月は特に「湿気」に注意が必要な季節。
この時期は、体の中にも“湿(しつ)”がたまりやすく、
湿(しつ)の滞りが続くと、
「痰湿(たんしつ)」という状態になると言われています。
☔ 痰湿(たんしつ)ってなに?
簡単にいうと、
体の中に余分な水分や老廃物がたまって、
巡りが悪くなった状態。
まるで“ドロドロした水”のように、
体の中に滞りを生んでしまいます。
脾(ひ)=消化器の力が弱ったり、
冷たいものをとりすぎると起きやすく、
梅雨の時期は特に注意が必要です。
💧 痰湿による不調のサイン
・体が重だるい、むくみやすい
・胃もたれ、消化不良
・お通じが安定しない
・頭がぼーっとする、めまい
・舌に白っぽい苔がある
・眠気が強く、やる気が出ない
東洋医学の「舌診」で見る体質
6月の「ととのえ習慣」5つのヒント
1. 脾(胃腸)にやさしい食事を
・発酵食品、みそ汁など、消化にやさしいものを。
・しょうが、しそ、ねぎなど薬味で胃腸を整える。
・冷たい飲み物は控えめに。
キンキンに冷やしたビールをがぶ飲みしたり、
氷が入った冷たい飲み物を夜にたくさん飲むのは控えましょう。
2. 痰湿を流す食材をとり入れて
・湿を除く食材:とうもろこし、はと麦、小豆、冬瓜
・脾を健やかに:山芋、キャベツ、かぼちゃ
・巡らせる:香味野菜、みかんの皮を干した「陳皮(ちんぴ)」など
3. 軽く動いて、汗をかく
・ウォーキングやヨガで、汗ばむくらいの運動を。
・お風呂やサウナで、体の中の湿を出すことも大切です。
温まった後は、水のシャワーで体の表面を少し冷やすとスッキリします。
4. 室内の湿度も「整える」
・エアコンを上手に使って、湿度を取り除く。
・暑い日は、寝る1時間前からスイッチオン。
5. 眠って「気」を巡らせる
湿がたまると、気(エネルギー)も停滞します。
夜はしっかり休んで、
朝は少し早く起きて外の空気を感じましょう。
🌿この季節にこそ「立ち止まる時間」を
不調は、サボっている証ではありません。
がんばり続けた体と心からの、大切なメッセージです。
「整えたい」と思った時が、はじめどき。
いま感じている揺らぎを、無理やり押し込めずに、
自分を見つめる時間を持ってみませんか?
「やすらぎの里」は、そんなあなたを、
やさしく迎える場所でありたいと思っています。
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