梅干はやすらぎの里にとって、
どうしてもかかせない食品です。
なぜなら、断食明けの回復食の
メインディッシュのようなものだからです。
断食が終わり、一番最初に食べる食事は
おかゆとお味噌汁、そして梅干です。
すっかり空になったお腹に、
しみ込むようなおかゆ、
その味を引き立てる梅干。
断食明けで、味覚が敏感になっているときなので、
いい加減なものは出せません。
やすらぎの里で出している梅干は、
かみさんの実家でお袋さんが、
手塩にかけて作った梅干です。
庭になっている小梅を畑の赤シソと一緒に漬け込んで、
天気のいいときに何度も土用干しを繰り返します。
この梅干を食べたら、
スーパーで売っている梅干は食べられません。
塩加減といい、すっぱさといい、
まさに、いい塩梅の梅干です。
ゲストの方から、この梅干は売ってないんですか?
ってよく聞かれますが、この梅干は売るわけにはいきません。
なにせ、手作りなので、たくさんは作れないのです。
こればっかりは、ここで食べていただくしかありません。
「今日のやすらぎ」
かみさんの実家から届いた梅干。
じっと見ていると、唾液がじわ~っと出てきませんか。
断食明けは、この味が五臓六腑に染みわたります。
ちょっとづつ、あんなに味わって食べた梅干は初めてでした。
や、さすがに種は食べませんでしたけど(笑)
梅干って美味しいんだ~。と感動した記憶が。
でも、次の日の梅干は昨日とは別物??
と疑ってしまうほど、味覚が変わってました(笑)
あの梅干食べたさに、断食してしまうかもというくらい、感動しました。
ヴィータちゃんへ
種を歯で割って、中の白いとこを食べている人は結構いますね。
みなさん味覚が敏感になっているので、いい加減なものは出せません。
お袋さんから秘伝の作り方を伝授してもらわなければ。