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「糖質制限食は危険? その2」

今日も昨日に引き続き、
糖質制限食は危険?という話。

糖質制限食が劇的な効果があるというのが、
マスコミで取り上げられることが多くなると、
そのアンチテーゼとして、反対意見が出てくるのは、
まっとうなことだと思います。

僕の個人的な意見としては、
マスコミの興味本位の取り上げ方と、
糖尿病学会の認識不足に問題があると思います。

昨日もお伝えしましたが、糖質制限食は危険だという根拠は、
糖尿病学会の理事長が読売新聞の取材に答えた下記の内容です。

「炭水化物を総摂取カロリーの40%未満に抑える極端な糖質制限は、
脂質やたんぱく質の過剰摂取につながることが多い。

短期的にはケトン血症や脱水、長期的には腎症、
心筋梗塞や脳卒中、発がんなどの危険性を高める恐れがある」と指摘。

「現在一部で広まっている糖質制限は、
糖尿病や合併症の重症度によっては生命の危険さえあり、勧められない」と注意した。

今日は、これらの問題に答えてみます。

「炭水化物を総摂取カロリーの40%未満に抑える極端な糖質制限は、
脂質やたんぱく質の過剰摂取につながることが多い。」

脂質やたんぱく質の過剰摂取という問題は、
長期的には、確かにあります。

ただ、それらの問題を考慮しても、
高血糖の食事の方がはるかに問題です。

特に、糖尿病の方は、
血糖の調整がうまくいかなくなっているので、
まずは、糖質の過剰摂取を抑えて、血糖値を安定させる。

さらに、無理なくできるようだったら、
脂質やたんぱく質の過剰摂取にも、
気をつけることができたら理想的です。

ただ、実際にやってみるとわかるのですが、
糖質を抑えた食事を続けていて、
脂質やたんぱく質も控えると、
お腹が空いて続かなくなります。

誘惑の多い現実の生活の中で続けていくということを考えれば、
優先度の高いものを選ばなくてはいけません。

食生活で優先的に改善していかなければいけないのは、
食後の高血糖になりやすい、
精製度の高い糖質を抑えることです。

これが改善されるだけでも、高脂血症や糖尿が改善し、
脂質やたんぱく質を減らす必要がなくなることも多いのです。

この話題は、明日も続きます。

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