大地震に見舞われたハイチに、
「ハイチのマザーテレサ」と呼ばれている
日本人修道女の医師がいます。
須藤昭子さん(82歳)は、
ハイチで34年前から結核患者の治療と、
植林活動をしているそうです。
80歳で医師の仕事から退いてからは、
慈善事業で植林活動をしているとか。
80歳を過ぎて、なお現地に赴き、
粘り強い活動をしている須藤さんに、
インタビュアーが訊ねます。
「須藤さんは、80歳を過ぎて、
なぜ、この活動をやめようとしないのですか?」
その問いに、こう答えました。
「仕事だったら、やめられるけど、
私のやっていること、これは生き方だから」
きっぱりとそう言い切る、須藤さんは、
確かに、ハイチのマザーテレサでした。
「あなたのやっていることは仕事ですか?
それとも生き方ですか?」
笑顔の須藤さんに、
そう問いかけられた気がしました。
「今日のやすらぎ」
高原館の中庭の山ボウシが満開になりました。
鮮やかな緑の葉に、星型の白い花が映えます。
最近のコメント