病院に着くと、処置室に運ばれて、
すぐに検査が始まった。
脳のCT検査の結果、
脳内に出血があるのが確認された。
まさか、
と思っていたことが現実となる。
せめて、くも膜下出血でないことを祈った。
くも膜下出血は、死亡率が高く、
脳血管障害の中で、もっとも危険な疾患だ。
しばらくして、
脳外科の先生に呼ばれた。
「脳内に出血がありますが、
出血量が少ないので、手術はしないで、
様子を見たいと思います」
「くも膜下出血ではありませんか?」
「いいえ、違います」
よかった、と思ったのも、つかの間、
すぐに次のような説明がある。
「ただ、一度出血した後、すぐに再出血する場合があり、
そうなると、危険な状態になります。
一応、家族の方を呼んでおいた方がいいでしょう」
すぐに子供に連絡をとり、
かみさんの実家の両親にも電話した。
「今日のやすらぎ」
どんどん伸びる“竹の子”
もうそろそろ、
竹の子の時期も終わりになります。
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