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高原館のゆるゆる日記「これは本当に自分の感覚?」


(うみさんと・・・うみさん?)

こんにちは、高原館のくさむらです。

「支配されちゃう人たち」著者:大島信頼
(この本に書いてあるメソッドは、とってもユニークですが、
不安が大きな方、悩みが多い方へ、少しでも参考になれば、
と思い、少しずつ内容について書いていこうと思います)

前回は脳の物真似細胞である、
ミラーニューロンのお話を書きました。

もしミラーニューロンが存在するとしたら、
その細胞が良く働くタイプの場合、
人より辛い感覚をおぼえることが多くなるかもしれないな、
と思います。

たとえば目の前にいる人がとっても疲れていてしんどかったら。
その人を意識した瞬間に、その人の脳を上手に物真似してしまいます。
つまり、自分は疲れる様な事をしていないのに、
「なんだかすごく疲れた・・・」という気分になってしまいます。

ミラーニューロンの働きが活発ということは、
人より物真似上手、ということになりますので、
誰かを「意識」した瞬間、その人の気持ちや気分を、
うま~くコピーしてしまう、ということになります。

これは自分の意志に関わらず、勝手に行われることが多いようです。
自分の脳が勝手に相手の脳を物真似してしまったら。
物真似をしたという自覚が無いので、
コントロールしようにも出来ないかもしれません。

「じゃあ一体どうしたらいいの?!」
ということになってしまいます。

わたしはミラーニューロンのことを知ってから、
自分の感覚をそのまま自分のものとする前に、
「この感覚は本当に自分の感覚なのかな?」と、
よく観察してみることにしています。
(そんな余裕がないことも多々ありますが・・・苦笑)

例えば満員電車に乗っていて、
「はぁ~なんかやる気が起きないな」と感じた時。
「あれ?これは本当にわたしの感覚なのかな?」、
とよく自分を観察してみます。
すると、わたしは目の前にいる疲れた表情のサラリーマンを見ていて、
いつのまにか一緒に同じような疲れた表情をしている自分に気が付きます。
その時に「わたしはこの人の脳を物真似していた!」、
とまでは感じられなくても、
この人会社で大変なのかな・・・何かミスでもしたのかな・・・
そうなのだとしたらいったいどんなミスをしたのかな・・・、
なんていう勝手な想像をしていた自分にも気が付きます。

意識した相手から瞬時にあらゆる情報を入手して、
勝手に相手の事を想像して、一緒になって疲れている自分。

これは脳が物真似をしている、ということと同じなのでは?、
と思いました。

「意識」した瞬間、勝手に物真似してしまうとしても、
物真似してしまってからでもいいから、
一回客観的に自分を観察してみると、
その感覚が自分のものではなかったことに気づけるかもしれません。

自分の感覚じゃないことに気づけたら、
その時点で「はっ」っと我に返ることが出来ます。
いつのまにか疲れはどこかに飛んで行ってしまいかもしれません。

ミラーニューロンがもしあるとしたら。
そんな目線で自分を観察してみると、とっても面白いな、と思います。

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