今回ご紹介するのは、
やすらぎの里の断食コースでゲストにお出しする
「かぼちゃのすり流し味噌汁」です。
かぼちゃを煮干し出汁でやわらかく煮て
ミキサーにかけ、
三種の味噌で味付けするだけの
シンプルなレシピですが、
胃腸への負担が少なく栄養は豊富。
食欲がないとき、胃腸を休めたいとき、
断食明けの回復食として、
体がほっと喜ぶ一椀です。
断食中に「お味噌汁」を出す理由
やすらぎの里の断食コースでは
固形物をとらない期間中も、お味噌汁をお出しします。
完全な絶食ではなく、発酵食品である味噌と
良質な出汁で腸内環境を整えながら、
胃腸を休ませることを大切にしているからです。
すり流しにすることで消化の負担をさらに軽くし、
とろりとしたやさしい口当たりで
体の内側から温めます。
断食中だからこそ、一口の味わいが深くなる——
ゲストが
「こんなにおいしいと思わなかった」
とおっしゃる一品でもあります。
かぼちゃ・出汁・味噌、三つの養生効果
かぼちゃはβカロテン・ビタミンC・
ビタミンE・カリウムを豊富に含み、
免疫力の維持と体の余分な水分排出を助けます。
皮をむいてやわらかく煮てから
ミキサーにかけることで、
消化器への負担なく栄養を吸収しやすい状態になります。
煮干し出汁はカルシウムと
イノシン酸(うまみ成分)が豊富で、
骨や神経の健康を支えながら料理に深いコクを与えます。
そして味噌は米・麦・玄米の
3種をブレンドすることで、
それぞれの発酵菌と風味が重なり合い、
腸内環境を整える発酵の力が高まります。
シンプルな3素材ですが、養生の知恵が凝縮されています。
かぼちゃのすり流し味噌汁のレシピ(1人分)
材料
- かぼちゃ(皮をむいたもの) 50g
- 煮干し出汁 160cc
- 米味噌・麦味噌・玄米味噌 3:1:1の割合
作り方
- 1. 煮干し出汁でかぼちゃをやわらかくなるまで煮て、粗熱を取る。
- 2. ミキサーに入れてスープ状になるまでなめらかにし、味噌を加えて味付けをする。
- 3. 鍋に戻してとろ火でゆっくりと温める。
沸騰させると味噌の風味と発酵菌が失われるため、湯気が出る程度の温度を保つのがポイント。
※ミキサーがない場合は
やわらかく煮たかぼちゃを裏ごしするか、
フォークでしっかりつぶしてから
出汁と合わせても作れます。
なめらかさは少し変わりますが、
味わいはほぼ同じです。
こんなときに、ぜひ
食欲がなくて何も食べられないとき、
胃腸が疲れているとき、
断食明けで少しずつ食事を戻したいとき——
そういう場面にこそ、
このすり流し味噌汁が力を発揮します。
固形物が入っていないため
消化器の負担が最小限で、
それでいてかぼちゃの甘みと味噌のうまみで
十分な満足感があります。
普段の食事にも、
週に一度の「胃腸を休める日」の一品としても
気軽に取り入れてみてください。
お電話でのご予約は
TEL:0557-55-2668