『 やすらぎ通信 』 食の感動を創る断食

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『 やすらぎ通信 』 第515号 週刊 2014.9.26

~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
やすらぎの里・ホームページ https://y-sato.com/
高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/diary/

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伊豆高原は薄い雲が広がっていますが、
爽やかな風の吹く気持ちのいい天気です。

秋のお彼岸も過ぎて、
彼岸花が枯れ始めたら、
コスモスが勢いよく伸びてきました。

今年はまだ台風が直撃していないので、
コスモスが倒れないで、伸びています。

コスモスの花が風に揺れているのをみると、
高原だな~って感じがします。

コスモスの花が満開の伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】食の感動を創る断食

【2】ヨガのDVD出ました!

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

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 【1】食の感動を創る断食
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今回から、高原館の館長の
小針先生の記事を掲載します。

小針先生は高原館で入所時の面談や、
ヨガ、施術などをやっています。

小針先生の食や健康に関する知識は膨大で、
僕も何か分からないことがあると、
よく彼に聞いて、教えてもらっています。

「デトックス博士の心身浄化生活」というブログもやっていて、
健康マニアの方に、人気です。
http://ameblo.jp/detox-hakase/

その小針先生が、高原館のホームページに、
アップしてくれている記事がとってもいいので、
何回か続けて、紹介させていただきます。

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「食の感動を創る断食」

やすらぎの里が提唱したい断食の魅力、
それは食物に対して、
新鮮な感動を味わうことができるようになるということです。

普段であれば見向きもしないような粗末な食事であっても、
断食後は滋味深く染み渡っていきます。

食のありがたみ、
これは理屈ではなく身体が感じるものなのでしょう。

一方で、断食をして宿便が排泄され、
身体がきれいになったという実感が生まれると、
一度は食べることに対する嫌悪感が湧き上がってくることもあり得ます。

ここが人間の複雑さです。

シンプルな思考をもってすれば、
久しぶりにありつく食事をいただかない理由はありません。

しかし、食によって、
心身を病み苦しめられているという自覚を持っていると、
断食をして好転した状態を維持しようとするほどに、
食物=汚らわしいもの、
といったネガティブな発想にとらわれてしまうのです。

「宿便」という言葉の響きも、
それに拍車をかけているでしょう。

「便が宿る」と書きますが、
諸悪の根源が腸壁に頑固に、
こびりついている様子がイメージされます。

「もはや宿便を溜め込まない」と強く決意するほど、
食べることに躊躇してしまうのです。

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理性的に考えてみれば、
生きることはすなわち食べることであって、
食べることを否定した上に生は存在し得ないでしょう。

もちろん、質と量の問題はあります。

劣悪なものを食べ過ぎれば害になります。
良いものでも食べ過ぎれば害になるでしょう。

内臓は疲弊し心身の精彩を欠いていきます。

適度な空腹感を維持しておくことが健康を保つ秘訣であることは、
異論を挟む余地はないでしょう。

そして、それと同じくらい、食事の楽しみ、
食卓を囲む団欒の意義があるのではないかと考えるのです。

どうせ食べるなら「おいしい、おいしい」で食べたいものです。

心の力を見過ごせないということでもあります。

まずい、体に悪いのではないか、
そんなことを考えながら食べれば、
どんなに体に良いものでも毒に変わってしまうでしょう。

食事がストレスになってはいけません。

もっといえば、食べられる側の立場になって考えたとき、
おいしいと言ってもらえたほうが成仏できるというものです。

そのためにもよく噛み味わうことです。

つまり、よく噛んで味わうことに耐えられない食品は避けることです。

味付けの濃いもの、
素材の味を覆い隠すほどべったりと甘いもの、
化学調味料の不自然なうまみのするものを減らす。

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噛むことは健康に良い。
誰もが一度は聞いたことがあると思います。

しかしながら、言うは易し、
なかなか実践できないものです。

ところが、断食をすると、
噛むことをむしろ進んで行うことができるようになります。

回復食を丁寧に行うと、
盛んになる食欲に釣り合わない少量の食事を前にして、
いかにこれで満足するかという知恵が醸成されるわけです。

つまり、すぐに飲み込むのが惜しい。

だから、もったいぶって噛んで噛んで、じっくり味わって、
それからゆっくりのどを通していく。

この癖がつくと、普段通りの食事においても、
おいしさの次元が変わり、
量をかきこむことに快感を得られなくなります。

量よりも質を求めるようになるということです。

つまり、粗製乱造のバイキングよりも、
旬の食材を用い丁寧につくられた手料理の方が、
おいしいと感じられるようになるということです。

人間の行動原理は「快」が支配しているといいます。

噛んで味わうことを快に書き換えてしまう。

これも断食の醍醐味のひとつではないでしょうか。

■ 高原館について

高原館について

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 【2】ヨガのDVD出ました!
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以前から、リピーターの方の要望が多かった、
目覚めのヨガと安眠のヨガのDVDが出来ました。

やすらぎの里でやっているのと同じ解説、
同じ音楽なので、滞在中と同じ気分になれるかも。

きれいなモデルのお姉さんではなく、
大沢がいつもの調子でやっているので、
僕の顔を見たら、食事も気を付けようって思うかも。

「やすらぎの里・ヨガDVD」1,500円(税込み)

ご希望の方は、電話かお問い合わせのページから、
注文をお願いします。

商品と請求書を同封して、
お送りさせていただきます。

■ お問い合わせ

お問合せ

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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

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みなさんのおもてなしの心・・・、
ありがとうございました。

大沢先生をはじめ、井原先生、笹原先生、
木下先生との施術のときのお話。

身も心もリフレッシュすることができました。
年々、自分の体のケアも大切にします。

皆さんもお体大切に!
ありがとうございました。

30代 女性

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先生、スタッフのみなさん、
今回もお世話になりました。

やすらぎの里は私にとって、
すっかり実家のようになってしまい、
毎回、温かく迎えてくださるみなさんに感謝です。

それにしても、ここでの一週間は、
何と早く過ぎることか・・・。

また一年、がんばって戻ってきたいと思います。
それでは、また来年!

50代 女性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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昨日の夕方、
急に思い立って「いがいが根」に行きました。

ごつごつした岩が広がる、
荒々しい景色の海岸。

荒れてる海を見ると、
男の血が騒ぐな~。

城ヶ崎の海岸は、
自分の中の力強いエネルギーに、
スイッチを入れてくれる場所です。

■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/diary

2005 (C) Yasuraginosato

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