こんにちは、養生館の深澤です。
最近は呼吸法を研究しています。
その中で、色々と感じることがあったので
書いてみたいと思います。
「現代人は息の吸い過ぎで、慢性過呼吸になっている」
という考え方があります。
結果として、代謝の乱れ、免疫の低下、鼻づまりなど
様々な症状が出てくるそうです。
改善するためには息を止めることを行います。
正式なやり方は、ブテイコウ呼吸法を調べて頂くと出てきます。
僕自身もしばらく実践するうちに、
すっきり感がでてきたり、
何となく良さがわかるようになってきました。
簡単な仕組みは以下の通りです。
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「酸素を全身行き渡らせて吸収するためには、二酸化炭素が必要。」
↓
「息を止める。」
↓
「体内に二酸化炭素が増える。」
↓
「酸素が全身に行き渡り吸収されるようになる。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
息を止めることによって、
体内で活動が止まるわけではなく、
酸素吸収の働きが活発になる。
断食も一緒ですよね。
食べることは必要ですが、時々止める時間も大切です。
その時体内は静止しているわけではなく、
細胞のクリーニング、修復が盛んになります。
止めることで体内の働きの方向性が変わります。
瞑想も、思考を止めて脳の働きが止まるのではなく、
脳の働く場所が変わり、
ストレス耐性や集中力が上がると言われています。
一見不合理に見えることも、
体にとっては、体内の働きを切り替える重要な行為。
健康度の底上げと、活力をみなぎらせてくれます。
やすらぎの里は、
気持ちよく断つことの専門施設です。
特に誘惑が多い世の中では、
その人本来のエネルギーや活力が湧いてくるための
重要な場所だと感じています。
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