断食しても体重が落ちないときは?理由とやさしい対策【体験談・Q&Aつき】

はじめに


「断食をしたのに、思ったより体重が減らない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?

3日間の断食だと平均2〜3キロの体重が落ちるのですが、中には「なぜかあまり減らなかった」という方もいらっしゃいます。
そうなると「ちゃんと頑張って断食したのに、どうして?」と、がっかりしてしまいますよね。

でも、体重の減り方には個人差があります。
そして減らなかった場合、その背景にはいくつかの理由があります。

今回はその中でも特に大切な「断食しても体重が落ちにくい理由」2つを、やさしく解説していきます。
原因を知ることで、次の断食をもっと効果的に、そして安心して行えるようになりますよ。

① 睡眠不足や疲れがたまりすぎている


私たちの体は、眠っているあいだに修復や回復を行っています。
睡眠時間が足りていない、眠りの質が悪い、そんな日が続くと体は「今はエネルギーを消費している場合じゃない!」と判断し、代謝を落として“修復”を最優先します。

つまり、体にとって「痩せる」よりも「壊れた部分を直すこと」が最重要になるのです。
この状態で断食をしても、脂肪燃焼モードに入りにくくなってしまいます。

だからこそ、日ごろ睡眠不足や疲れがある方は、断食中特にしっかり休むこと、ぐっすり眠ることが大切です。
「痩せたいから」と寝不足を抱えたまま、たとえ運動を頑張っても、むしろ逆効果になります。

まずは疲れを癒やし、睡眠の質を高めることからはじめてください。
その上で、朝の軽い散歩やストレッチなど、気持ちよく体を動かす習慣を取り入れると、自然に代謝が上がり、体も心も“ラクに痩せる”流れができてきます。

② 加工食品が多く、体で炎症が起こっている


普段の食事で何を食べているかは、体重の減り幅に影響を及ぼします。
なぜかといえば、揚げ物やお菓子などの加工食品をたくさん摂っていると、体の中で“炎症”が起こりやすくなるからです。

炎症状態だと体は「まず優先的に炎症を治そう」とするため、代謝が落ちて、体重が減りにくくなってしまうんです。
断食をきっかけに、普段の食生活を見直すのもおすすめです。

ご飯とお味噌汁を中心にしたシンプルな和食を意識して取り入れてみてください。

体験談|実際に断食しても体重は落ちなかったけれど…

● 「だから減らなかったのか~…」(50代女性)
初めて3日間の断食に挑戦。“3キロは痩せる”と期待していましたが、1キロしか減りませんでした。がっかりしていて落ち込んでいると、スタッフの方に「最近眠れていましたか?」と聞かれて、ハッとしました。そういえば、ここ数カ月は仕事が忙しくて4時間睡眠が当たり前になっていました。やすらぎの里滞在中も、家から持ってきた仕事をしてしまい、いつもより寝ているとはいえ、6時間程度でした。断食中はしっかり眠ること、体を労わることが必要なんだなと実感しました。

● 「次回に期待!」(40代男性)
強い倦怠感の改善と、ダイエットのために断食を決めました。紹介してくれた友人は5kgくらい減ったと言っていたので期待していました。でも結果はマイナス2kg。帰宅前の面談で「修復を頑張っていたのかもしれませんね」という言葉を聞いて、たしかにと思いました。体重は思ったほど減りませんでしたが、強い倦怠感はすっかりなくなっていたからです。修復が済んで炎症がおさまると、減り幅も今と違ってくるようなので、それまで和食中心の食生活を意識して、次回来るときはもっとスッキリして帰りたいと思います。

Q&A|断食しても痩せない時によくある質問

Q. 断食したのに体重が思うように減りません…なぜ?
A. 断食をしても体重が減らない場合、原因の多くは寝不足や疲労の蓄積、そして普段の食生活の乱れです。まずは睡眠の質を高め、揚げ物やお菓子などの加工食品を控えめにして、ご飯と具沢山のお味噌汁を取り入れることから始めてみましょう。

Q. 睡眠と体重減少は本当に関係あるの?
A. はい、関係しています。睡眠中には脂肪を分解する成長ホルモンが分泌されます。寝不足が続くと、この成長ホルモンの働きが弱まり、さらには代謝が落ちて痩せにくくなってしまいます。また睡眠不足では、食べすぎを抑えるレプチンの分泌が減り、食欲を刺激するグレリンが増加します。

Q. おすすめの食べ物や料理はどんなもの?
A. あまり難しく考えずに、ご飯と具沢山のお味噌汁を中心にした和食にするのがおすすめです。煮る、蒸す、焼くといったシンプルな調理法は体にやさしく、しかも手間が少なくなりますから取り入れてみて下さい。

Q. 断食中に運動した方がいい?
A. 寝不足や疲れがたまっているときは、無理に運動するよりもまずは休息を優先してください。体が回復したら、軽いストレッチやお散歩など、気持ちよく続けられる運動を取り入れるのがおすすめです。

まとめ|がんばりすぎないダイエットを


「寝るからこそ痩せられる」
これは、やすらぎの里だからこそお伝えできる、がんばりすぎないダイエットのヒントです。

断食中は無理に動くよりも、しっかり眠って、まずは体をととのえることが大切になります。
睡眠中は、脂肪を分解する成長ホルモンが活発に働き、代謝をサポートしてくれます。

そしてもうひとつのポイントは、普段の食生活です。
シンプルな和食を取り入れることで、加工食品の食べ過ぎが原因で起こる体の炎症をやわらげることができます。
炎症がおさまることは、痩せやすい体づくりにつながります。

睡眠と食生活、この2つがととのっていると、断食の効果が上がり、体は驚くほど軽く、そして気持ちが晴れやかになります。
焦らず、体の声を聴きながら、あなただけの断食のやり方を見つけてみてください。


日常から離れて、心と体をととのえる。

やすらぎの里の詳しい資料は、
こちらでダウンロードできます


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