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はじめに
「普段は健康や筋トレのためにプロテインを飲んでいるけれど、断食中も飲んでいいのかな?」
最近、この質問をよくいただきます。
確かに、せっかく体を休ませてデトックスするために断食をしているのに、プロテインを飲んでしまっていいのか…気になりますよね。
特に筋肉量を保ちたい方や、日頃からタンパク質を意識して摂っている方にとっては、とても大事なポイントになると思います。
今回は、「断食中のプロテインはアリ?ナシ?」について、
・断食の目的とプロテインの役割
・飲んでいいタイミング、控えたほうがいいタイミング
・断食中でも体を守る工夫
といった視点から、分かりやすく解説していきます。
「断食中にプロテインを飲むとどうなるの?」という疑問がスッキリする内容になっていますので、ぜひ最後まで読んで、安心して断食にチャレンジしてくださいね。
断食中はプロテインは控えましょう
結論からお伝えします。
やすらぎの里では、断食中のプロテインをおすすめしていません。
その理由は、とてもシンプル。
ファスティングは「内臓を休ませる」「腸内環境をリセットする」「細胞の修復を促す」といった、“体の大掃除”や“心身のリセット”が本来の目的だからです。
断食は、消化や吸収に使っていたエネルギーを一旦ストップし、体の修復やデトックスに集中させる時間です。
そこにプロテインという形で栄養を加えてしまうと、胃腸が再び働き始め、せっかくの休息モードが中断されてしまいます。
もちろん、プロテイン自体は健康的なたんぱく質源であり、日常の食生活や筋肉量の維持にはとても有効な食品です。
でも、断食の「本当の良さ」を最大限に味わうためには、あえてプロテインをお休みすることが、結果的に心と体の両方をスッキリさせる近道なのです。
やさしく解説!プロテインがNGな3つの理由
断食中は「内臓を休ませる」「体の内側をきれいにする」ことが目的。
でも、そこにプロテインを加えてしまうと、その良さが半減してしまうんです。
ここでは、やすらぎの里が断食中のプロテインをおすすめしない3つの理由を解説します。
① プロテインは“消化の負担”になる
断食で一番大事なのは、消化器官をしっかり休ませること。プロテイン(タンパク質)は分子が大きく、消化するのにかなりのエネルギーを使います。さらに、タンパク質を分解するときに発生するアンモニアは、肝臓で解毒されます。
断食中は肝臓を休ませたいタイミングなので、この負担はなるべく避けたいところです。
② 多くのプロテインには“添加物”が含まれている
市販のプロテインには、人工甘味料や香料、保存料などが含まれていることも多いです。
断食は“体の大掃除”の時間。せっかくデトックスしているのに、この期間にまで添加物を摂ってしまってはもったいないですよね。せめて断食中くらいは、体にとって“自然じゃないもの”を遠ざけてあげましょう。
③ プロテインは“オートファジー”を妨げる
断食の大きな魅力のひとつが、オートファジー(細胞のリサイクル・お掃除)です。タンパク質を控えることで、体は古いタンパク質や老化したミトコンドリアを分解し、新しいものへと作り変えてくれます。ところが、プロテインを摂ってしまうと、体は外から入ったタンパク質の消化・吸収を優先してしまい、オートファジーが一時停止してしまいます。結果として、細胞リセットの効果が弱まってしまうのです。
「筋肉が減るのが心配…」という方へ
「断食をすると、筋肉が落ちてしまうのでは…?」と心配される方は少なくありません。
でもご安心ください。数日間の断食程度であれば、筋肉量が大きく減ることはほとんどありません。
実は、筋肉を守る仕組みは私たちの体にしっかり備わっています。
断食中は、糖質が少なくなることで脂肪がエネルギー源に切り替わり、必要以上に筋肉を分解しないように働いてくれるのです。
さらに、日頃から筋トレや運動を頑張っている方ほど、一度「タンパク質を控えて細胞をリセットする」ことで、古くなった筋繊維や細胞が入れ替わり、より質の良い筋肉が育つ準備期間になります。
断食後にしっかり栄養と運動を組み合わせれば、新しい筋肉は以前よりも健康的でしなやかに育ってくれます。
体験談|プロテインをやめて気づいたこと
「筋肉が落ちるのが怖くて、最初は迷いました」(30代男性)
断食中、筋肉が減ってしまうのが不安で、プロテインを飲もうか悩んでいました。でも、スタッフさんから「数日間は思い切ってやめてみましょう」とアドバイスをいただき、思い切って挑戦することに。結果、体が驚くほど軽くなり、断食後の筋トレのパフォーマンスも以前より良くなっていました!
「やめたほうが、肌もお腹も元気に!」(40代女性)
以前は自己流で断食をしていて、その間もプロテインを飲んでいました。でも今回はせっかく専門施設に来ているし、ちょっと(かなり?)心配だったけれど、プロテインは飲まないことにしました。その結果…肌の調子も、お腹のスッキリ感もまるで違うんです。断食中はほとんどスキンケアをしなかったのに、いつもより艶がある。お腹は常にガスがたまって張っていたのが、みごと解消。プロテインが腸内環境を悪くしていたのかもしれません…。回復食後の体の軽さと、見た目の変化にびっくりしました!
Q&A|断食×プロテインのよくある質問
Q. 断食中でも筋肉は減りませんか?
A. 数日間の断食であれば、筋肉量が大きく減ることはほとんどありません。体には筋肉を守る仕組みが備わっており、短期間の断食の場合は、脂肪が優先的にエネルギーとして使われます。どうしても不安な方は、回復期から徐々にタンパク質を摂るようにしましょう。
Q. どうしてもプロテインを飲みたい場合は?
A. 医師や専門家に相談のうえ、体調や目的に合わせて、なるべく添加物が少ない、体にやさしいプロテインを選ぶことが大切です。ただしその場合は、断食によるデトックス効果やオートファジー効果は低くなる可能性があります。
Q. 運動は断食中も続けて大丈夫?
A. 軽いストレッチやウォーキングなど、体に大きな負担をかけない運動であればOKです。激しい筋トレや長時間の有酸素運動など、体への負担が大きい活動は控えましょう。断食中は“整える期間”として、無理をせず過ごすことがポイントです。
Q. 回復食後はすぐプロテインを再開していいですか?
A. 回復食が落ち着き、内臓が十分に回復してから少しずつ再開しましょう。最初は1回分を半量にするなど、徐々に慣らす工夫をすることで消化器官への負担を減らせます。
まとめ:「たまには、引き算も。」
毎日、筋トレや運動、食事管理をがんばって体づくりをしている方へ。
断食の数日間だけでも“プロテインをお休み”してみるのは、体の負担を減らす良い機会になります。
余分な栄養を入れずに、細胞のお掃除・リセットに集中する時間。
それは、内臓や細胞をやさしくいたわり、本来の力を引き出す大切なプロセスです。
そして、断食後に新たな体で筋トレや運動を再開すると、より質の良い筋肉や細胞が育ちやすくなります。
「プロテインを飲まないで大丈夫?」と感じている方が、安心して断食できる環境をやすらぎの里はご用意しています。
心配や不安が大きい方は、断食の専門施設も検討してみてください。
日常から離れて、心と体をととのえる。
やすらぎの里の詳しい資料は、
こちらでダウンロードできます ↓
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