先日、高原館に来てくださった、
心理カウンセラーの心屋 仁之助さんが、
その体験から気づいたことをメルマガで紹介してくれました。
その中で、興味深かったのが、
「愛の満腹中枢」って言葉です。
断食の大きな効果に、味覚のリセットと、
脂肪を使える体に変るということがあります。
普段から、味の濃いものや
甘みの強いものばかり食べていると、
薄味のものが、味がなく感じて、
もの足りなく感じます。
また、いつも食べ過ぎて、
空腹を感じることがないと、
脂肪を燃やすスイッチが入らなくなります。
心屋さんは、自身の断食の体験から、
これは、愛も同じだなって思ったようです。
誰かに強烈に「認めて欲しい」「愛して欲しい」
と感じてやまない人は、
「自分の中にたくさんの愛があることに気づいていないだけ」
なのかもしれないのです。
つまり「幸福中枢」「愛を感じる満幅中枢」が
壊れているのかもしれないのです。
「ほんとうは、もう十分愛に満たされているのに、
それに気づくセンサー(幸福中枢)が反応しなくて、
強い刺激(愛・承認・セックス・評価・実績)を求め続ける」
もっと、もっとと求めるだけではなく、
今ある、幸せや愛に気づくためにも、
一時的に断ってみる。
それが、「愛の満腹中枢」のリセットになる。
さすがですね。
その道の達人は、断食の体験をも、
自分の専門分野の気づきにつなげるんです。
「光と影の法則」 心屋 仁之助著
タイトルにぴんときた方は、是非読んでみてください。
いろんな気づきがあると思います。
つつじがきれいに咲いている中庭のテラス。
ここで、鳥の声を聴きながら、
のんびり本読んでいると、
幸せって、こんなことだなって思えます。
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