先週の瞑想会で中野さんが紹介してくれた、
絵本の「こぶたくんのめいそう」
子どもにも分かるように書かれた、
大人向けの絵本ですね。
味わい深い文章に、
深く、納得しました。
今週の瞑想の時間にも、
ゲストのみんなに紹介しようと思います。
みなさんにも、本文の一部を紹介しますね。
「こぶたくんのめいそう」
ケリー・リー・マクリーン著 産経新聞出版
世の中って、なんて忙しくって、
うるさいなと思うことがあるよね。
はやく、はやく、はやくしなきゃ
って思うこともある。
座っているときだって、
ゆっくりしていられないなぁと感じていない?
頭にくるときでも、
かあっとならないようにするのも大変かも。
それに、思い通りにならないと、
本当にいらいらするよね。
だからね、こころの中に、
静かな場所をもっていることが大切なんだ。
そう、それが「瞑想」することなんだ。
こころ優しく、穏やかなこぶたくんは
いつひと休みしたらよいかがわかるんだ。
静かな場所をみつけて、息をするだけ。
すって、はいて、すって、はいて、すって、はく。
すると、こころ優しく穏やかなこぶたたちは、
大空を飛んでいる鳥のように、
自由な気持ちになるんだ。
そして、冷たく澄み切った夜の池のように、
こころは静かになっていくんだ。
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