『 やすらぎ通信 』 第710号 201811.13
~ 断食の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
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こんにちは、
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は雲が多めで、
しっとり肌寒い日。
午後からは雨の予報で、
さらに寒くなりそうです。
こんな日は、温泉と岩盤浴で、
体の芯から温まると、
幸せを感じますね~。
食堂も床暖房が入っているので、
足元からポカポカです。
ケヤキの葉が黄色になった伊豆高原から
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】━━━━━
【1】繊細で敏感な人
【2】やすらぎのレシピ
「けんちん汁」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】繊細で敏感な人
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先日、滞在したゲストの方で、
真面目で繊細、
いろんなことに過敏に反応するので、
生きていくのが大変という女性の方がいました。
面談で話をする中で、
「私はハイリー・センシティブ・パーソンだと思う」
と言われ、初めて聞いた言葉だったので調べてみました。
ハイリー・センシティブ・パーソンは、
(Highly Sensitive Person)頭文字をとって
「HSP・エイチ・エス・ピー」と呼ばれます。
HSPは病気ではなく、
その人の性質で、
日本人の2割ぐらいに、
その傾向があると言われています。
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HSPには、下記のような傾向があります。
1、場の空気を敏感に読み取るので、
大人数の人がいる場にいると疲れてしまう
2、音や光、匂いなど周りの状況から、
普通の人より多くの刺激を感じるので、
いろんな刺激に過敏に反応してしまう。
3、周りの人の感情を深く読み取り、
自分を合わせることも多いので、
共感しやすく、感情移入する傾向がある。
細かいセルフチェックの項目もあるので、
興味のある方は、ネットで調べてみるといいです。
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HSPは病気ではなく、
その人の個性なので、
自分の傾向を客観的に知って、
がんばって治そうとするのではなく、
上手に生かしていけるといいですね。
面談したゲストの方も、
長年、自分の敏感さに振り回され、
人と同じようにできない自分を責めていたけど、
他にも同じような人がたくさんいると、
分かっただけでも救われた気がしました。
できない自分を責めないで、
それも自分だと受け入れて、
自分にできることをやっていこうと話していました。
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専門の本もいくつか出ていて、
分かりやすいなと思ったのが、
「敏感すぎる自分を好きになれる本」
長沼睦雄著 青春出版
こちらも好評のようです。
「敏感な世界に生きる、敏感な人たち」
イルセ・サン著 ディスカバー・トゥエンティワン
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【2】やすらぎのレシピ
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「けんちん汁」
朝夕、寒い日が多くなりましたね。
こんなときは、具沢山のお味噌汁が、
体を内側から温めてくれます。
お腹の掃除にもなるので、
たっぷり作って、温まりましょう。
<材料> 4人分
大根(いちょう切り) 5cm、人参(いちょう切り) 適量、
こんにゃく(短冊) 適量、ごぼう(ささがき) 適量、
椎茸(スライス) 適量、里芋(皮をむき、乱切り) 2個、
豆腐(水切り) 適量、一番出汁 800cc、長ネギ(小口切り)
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<作り方>
1、里芋は下茹でしておく
2、一番出汁に、硬い順から野菜を入れ煮る。
3、塩、薄口醤油、濃口醤油で味を整えたら、
水切りした豆腐を手で潰し入れる。
4、器に盛り、上にネギをのせる。
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【3】寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
今回は11月2日から
高原館に滞在した皆さんの声です。
雨が続いた週でしたが、
その分静かな時間を
たっぷり過ごすことができた週でした。
最終日は霧雨の中、
傘を持ってみんなでお散歩。
サァーっと雨が降る静けさも
味わってみれば
心静まる良い時間になっていました。
新鮮な気持ちで食も自然も
じっくり味わえるのが
リトリートの醍醐味だと
再確認した週でした。
深澤
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「再度スイッチが入りました」 40代 女性
どういった生活を送ればよいのか
分かってはいるけれど、
なかなか普段の生活の中では
出来なかったので、
再度スイッチが入って良かったです。
また日常に流されたなと感じた時
訪れたいと思いました。
ありがとうございました。
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「穏やかに過ごせました」 40代 女性
一年中仕事漬けでしたが、
やはり“メリハリ”が必要で、
頭では分かっていても、つい忘れてしまい、
結局体に結果が出てしまいました。
食事だけでなく、呼吸だったり
“無”になる時間を
増やしたいと思いました。
正直頭も体も悲鳴を上げていて、
ここに来て、体だけでなく、
心も穏やかに過ごせました。
ありがとうございます。
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「新しい発見」 50代 女性
雨が連日というのは初めてで、
ちょっと歩くことが出来ずにいましたが、
新しい陶芸体験(mono factory)さんがとっても良かった。
新しい発見、次回の楽しみが増えました。
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「ご縁に感謝」 30代 女性
何回来てもやっぱりいいところですね。
ゆっくりできました。
雨であまり外出しないのも、
たまには良いですね。
外出は次回のお楽しみに。
いつももっと滞在したいなと思います。
ご縁に感謝。
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【4】 編集後記
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先週のアンケートを見て、
泣きそうになったというか、
ちょっと泣きました。
勇気づけられているのは、
僕らの方だと思う。
小さな光、
灯台のような存在であり続けます!
大沢
「小さな光」30代 女性
やすらぎの里は「やすらぎ」という、
それ自体は目に見えず、
測ることもできないものを
誰もが穏やかに感じ取れるよう、
形作っている場所だと思いました。
それぞれの日常へ帰った私達が、
疲れ、傷つき、前に進めなくなったとき、
振り返れば、いつも同じ場所に小さな光が見えて、
自分にはあの場所がある、
あそこへ行けば大丈夫と思える。
すぐに行くことはできなかったとしても、
その光のおかげで、
今、自分がどこにいるのかが分かる。
そんな灯台のような存在であり続けて欲しいです。
一週間、本当にありがとうございました。
また来ます!
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