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抑肝散の効果

稲毛です

抑肝散は本来、赤ちゃんや子供向けの漢方薬なのですが、病院によってはあまりこだわらず、さまざまな精神・神経疾患の補助薬として処方されているそうです。たとえば、神経症、不眠症、さらには認知症や統合失調症、躁うつ病、てんかん、パーキンソン病などに対してです

母の場合は1回1包を1日3回飲むようにと言われたのですが、効き過ぎたようで最初の1包で1日半眠り続けました。
起こすと意識はあるので水分補給させながら食事は時間がきたら起こし食べられる量だけ食べさせてまた横にするを繰り返しました。
「意識はあるけどとにかく眠たい」ように見え、漢方薬だから安心という勝手な思い込みもありまったく心配はしませんでした。
2日目の朝に目が覚めた時は以前の穏やかな母に戻っていました。
その日の夜は半分の量を飲ませてみましたが、翌日の夜まで眠り続けたので、次からは8分の1包から少しずつ量を増やしていきました。
最初は顔つきが険しく刺々しい口調の時もありましたが、3分の1包で気持ちも安定して眠気もないようになりました。
このやり方は河野先生の本に書かれていた「家族天秤法」を参考にしました。
『いつも身近にいる家族または介護者が患者の様子を見ながら薬の投与量を調整する方が良い』というものです。
抑肝散を飲み始めてからの2週間で母は変わりました。
まず顔つきが穏やかになり、暴言どころか口調も穏やかになり家族や施設のスタッフとの会話も増えてきました。
夜間徘徊は1度だけで、トイレ以外での排せつはまったくなくなりました。
体に力が入らない様で歩行も不安定で1日の多くを車いすやベッドで過ごしていましたが、自力歩行ができ長時間椅子に座っていられるほどに体力も回復しました。

1か月後に再受診したときにはアリセプトの量を減らしたいと相談したところ半粒くらいでも大丈夫だろうと言われ実行しています。
通常アリセプトの薬効は3ヶ月程度で消えると言われていますが、今のところ変化は見られません。
抑肝散は2分の1包を1日1回夕方に飲んでいます。
今は家族の顔をほぼ100%認識しています。
家か施設かは分からなくなる時もあるようですが、「我が家」の張り紙を見て安心しています。
夜会徘徊は当然ながら夕方の帰りたいコールも1度もありません。
更に起きている間はトイレ誘導をしなくても自分でトイレにいき途中で漏らすなどの失敗も一度もありません。
尿意や便意がわかるようになったみたいです。
夜間は目が覚めないようで紙パンツに漏らしますが、最近では夜中に自分でトイレで履き換える時もあります。
更に毎朝5時に起こしてトイレへ誘導していましたが、ここ数日は自分で起きてトイレに行くようにもなりました。
自宅以外でもショートステイではナースコールが出来るようになったとスタッフの方が驚いていました。

症状がひどくなる前よりも少し良くなった気がします。

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