今回は大沢が、今の仕事を始めたきっかけから、食べるということについて書いてみました。
今週は、ちょっと長くなりますよ。
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僕は実家が食堂をやっていたこともあり、食には小さい頃から興味がありました。
若い頃に板前をやっていたこともあり、シドニーで寿司を握っていたこともあります。
美味しいものをたくさん食べたし、お酒もたくさん飲みました。
そんな人間が、なぜ断食の施設をやっているのか?
長野のペンションで、自然食に出会ったことがきっかけでした。
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僕が日本で働いていた料理屋さんは大人数での宴会で使われるようなお店でした。
高級な食材を使い豪華な料理を出しますが、宴会が多いので手を付けられずに捨ててしまうものがたくさんありました。
また宴会で出す出す料理って、続けて食べると飽きます。
僕は田舎で生まれた人間なので、もっとシンプルな味付けのものが美味しいと思っていました。
ちょうどその頃、環境問題にも関心があったことから食品廃棄の問題など、自分がやっている仕事に疑問を感じていました。
その後、家族の死や海外の放浪を経て、自然食と出会い、これだって思いました。
毎日食べるならこっちの食事の方が美味しい!
地元でとれる旬の食材を無駄なく使うことで、自分の体にいいだけじゃなくて、環境にもいいじゃないか。
それから自然食にはまっていきました。
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断食や食養生に入るきっかけが、自分の体調不良を治したからという人がいます。
だから、健康のために食べ過ぎは良くない・・・。
僕は病気ではなく「美味しい!」から入っているので、健康のためとはいえ、がまんって、なんか嫌なんです。
断食って、究極のがまんなんじゃないの?
って声が聞こえそうですが、その少しのがまんは、より美味しく食べるための作法です。
ビールを美味しく飲みたかったら、食事の前に、水とかお茶は飲みませんよね。
さらに、お風呂に入って汗をかいて、体が水分を本当に欲したときに飲むと、「うまい!生きててよかった~」ってなる。
それと同じように、断食して胃腸を休め、胃も腸も空っぽにして、胃腸が本当に食べ物を欲しているときに、自然で優しいものを食べると、「うまい!生きててよかった~」ってなります。
その美味しいっていう感動、シンプルなものを味わう喜びを伝えたい。
“食べることは、生きること”を全身で感じる。
野生の動物と同じように、食べられたときに感じる、命の喜びが、生き生きとした命の躍動をもたらせてくれます。
コロナ禍でしぼんでしまった命の喜びを断食で蘇らせてみませんか。
いろんなご経験をお持ちの大沢先生だからこそのトータルな断食療法なのですね。
背景を伺って、ストンと納得しました。
とても説得力があります。
最近、転職し、毎週末の夜食がやめられないで悩んでます。
若い時から拒食と過食を繰り返し、もう、ダメなんじゃないかと思って悩んで、ジムに行き、とりあえず、少し痩せたけど、夜食が止まらないで、家族と喧嘩して、自信が持てません。
仕事をやめたり休んだり転職したりしながら、やってきたけど、どうしたらいいのでしょう?
頑張ってるつもりだけど、報われません。