「お腹がずっと張っていて苦しい」
「薬に頼らないとスッキリ出ない」
など、慢性的な便秘に
一人で悩んでいませんか?
便秘は非常にデリケートな悩みであるため、
周囲の人に相談しにくく、
ついつい市販の下剤を増量しながら
使い続けてしまう方も少なくありません。
「たかが便秘」と軽く考えてしまいがちですが、
お腹の中に老廃物を溜め込んだ状態が続くと、
肌荒れやイライラ、冷え、だるさなど
全身の不調を引き起こす原因になります。
今回は、東洋医学の視点に基づいた
「便秘の4大体質タイプ」と、
ご自宅で今すぐ実践できる
具体的な解消法についてご紹介します。
まずは自分の体質を知ることから始めて、
薬に頼らずスッキリと出せる、
軽やかな体を目指していきましょう。
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東洋医学では便秘をどのように分類するのですか?→体質や不調の表れ方によって、大きく4つのタイプに分類されます。
自分のタイプを知ることが便秘改善の第一歩
西洋医学では「便秘」を一括りに扱って
下剤を処方することが多いですが、
東洋医学ではその人の体質や原因に合わせ、
最適なアプローチを導き出すために
以下の4つのタイプに分類します。
1. 乾燥タイプ(体の水分不足)
便がウサギの糞のように
コロコロと硬いのが特徴です。
腸内が乾燥し、便の水分が過剰に吸収されています。
普段から肌や喉が乾燥しやすい人に多く見られます。
黒ゴマ、プルーン、クコの実など、
潤いを与える食材がおすすめです。
2. 熱実(ねつじつ)タイプ(胃腸の熱こもり)
便が太くてガチガチに硬いのが特徴です。
排便時は大変ですが、一度出るとスッキリします。
暑がりで体力があり、
体に余分な熱がこもりやすい人に多く見られます。
水分を多めに摂り、熱を冷ます青汁やアロエ、
バナナを取り入れると効果的です。
3. 虚弱タイプ(エネルギー不足)
最初は硬いものの、
途中から便が柔らかくなるのが特徴です。
胃腸の働き(ぜん動運動)が弱く、
便を押し出す体力が不足しています。
元気がなく疲れやすい人に多いため、
山芋や人参などの胃腸を元気にする食材を摂り、
よく噛んで食べることが大切です。
4. 気滞(きたい)タイプ(ストレスによる滞り)
お腹にガスが溜まってパンパンに張りやすく、
排便してもスッキリ感がないのが特徴です。
ストレスを溜め込みやすい人に多く、
気の巡りが滞ることで
腸の動きが止まってしまいます。
アロマや軽い運動、趣味の時間を作って
ストレスを発散させることが最も重要です。
すべてのタイプに共通する基本的な便秘解消法はありますか?→主食を五分づき米に変えること、そしてストレスを減らし自律神経を整えることです。
食物繊維を最も効率よく増やす「主食の工夫」
便秘を解消するために最も重要なのは、
なんといっても食事から摂る
食物繊維の量を増やすことです。
便の体積は繊維の量に比例するため、
繊維が不足すると腸に刺激が伝わらず、
便意そのものを感じにくくなってしまいます。
食物繊維を最も手軽に増やす方法は、
毎日の主食であるご飯を
「玄米」や「五分づき米」に変えることです。
私たちは毎日お米を食べるため、
主食を置き換えるだけで、
一日に摂取できる食物繊維の量を
無理なく底上げすることができます。
お米を食べる習慣が減っている方は、
まずは一日2〜3杯のご飯をしっかり食べることから
意識してみるのもおすすめです。
「とらわれ」から頭を切り替えて自律神経をゆるめる
ストレスを受けると交感神経が優位になり、
胃腸の動きを促す副交感神経の働きが
抑えられてしまうため、
腸の働きがピタッと止まって便秘になります。
仕事や将来の不安など、
一つのことばかり考えて頭が休まらない状態は、
自律神経にとって大きな負担となります。
このようなときは、
いつもと違う場所へ身を置き、
自然の中でぼんやり過ごしたり、
のんびりとお散歩をしたりすること
が非常に効果的です。
自然の柔らかなリズムに触れることで、
頭の緊張がほどけ、副交感神経が優位になり、
驚くほどスムーズにお通じが促されるようになります。
心地よさを最優先にした「楽しみながら行う運動」
体を適度に動かさないと代謝が低下し、
お腹の筋力も弱まるため腸の働きが低下します。
「絶対に運動しなければならない」
と自分を追い詰めると新たなストレスになり、
逆効果になることもあります。
そのため、
「気持ちが良い」「楽しい」と感じられる範囲で、
お散歩やストレッチを暮らしに取り入れること
が成功の秘訣です。
あわせて読みたい:心と体をリセットする養生食の知恵
「便秘を改善するために、日々の食事をどう変えればいいか分からない」という方へ。やすらぎの里が提案する、腸内環境を穏やかに整え、食べながら内臓を労わる「養生食」の詳しい食事法について、こちらの記事でご紹介しています。
よくあるご質問→下剤の量を減らすには、適切な漢方への切り替えと生活改善が鍵となります。
【Q&A】何年も下剤を飲み続けていますが、
自力で排便できるようになりますか?
A. はい、焦らずに正しいステップを踏んでいけば、
薬を減らしていくことは十分に可能です。
長年下剤を使い続けていると
「自力では二度と出ないのでは」
と不安になりますが、
腸の力は必ず回復します。
まずは刺激の強い化学的な下剤から、
ご自身の体質に合った優しい漢方薬へと
専門家のアドバイスのもとで切り替えます。
それと並行して、
主食を五分づき米に変えるなどの
食事ケアを行い、
お腹のマッサージや
リラックスする時間を作っていきます。
腸が本来のぜん動運動を思い出すまでには
少し時間がかかることもありますが、
諦めずにアプローチを続ければ、
薬のいらない健やかなお腹を
取り戻すことができます。
誰にも言えないお腹の張りや
便秘の悩みは、日々の生活を暗く、
重たいものにしてしまいがちです。
しかし、便秘はあなたの体が
「ちょっとお疲れ気味だよ」
「生活のペースを少し緩めてみて」
と教えてくれている
大切なサインでもあります。
まずは、明日食べる主食を
ほんの少し五分づき米に変えてみたり、
夜にお腹を優しく時計回りにマッサージしてみたり、
小さな優しさを自分の体に届けてあげてください。
もし、
「自分だけの力では、どうしても薬を止められない」
「一度リセットして体質を根本から見直したい」
と感じたときは、
いつでも伊豆高原のやすらぎの里へ
体を休めに来てください。
温かい温泉、無理のない心地よい運動プログラム、
そして腸内環境を整える美味しい養生食を用意して、
あなたの体がすっきりと
軽くなるお手伝いをいたします。
どうぞ一人で抱え込まず、
安心して私たちを頼ってくださいね。
お電話でのご予約は
TEL:0557-55-2668