養生館を担当させていただくことになって、
その名にある「養生」について改めて考えさせられました。
考えるほどに、自らの健康観、生命観、
死生観といったものに突き当たり、
なかなか本質をつかめませんでした。
そんな折、
ふいに思い出した言葉が二つありました。
僕が求めてきた道の師の言葉でした。
「養生は薬によらず尋常の身持心のうちにこそあれ」
これはもともと雲居禅師の訓のようですが、
指圧の増永静人先生も座右の銘にしていました。
僕自身もことあるごとに噛み締めていた言葉でしたが、
それが養生館という形になると思うと感慨もひとしおです。
そして、合気道開祖植芝盛平大先生の言葉。
「無抵抗主義には大なる修行がいる、
しかし心を結ぶには三月で足りる」
「養生」というと、
節制と禁欲による消極的な態度のように
誤解していたところがありました。
しかし、本当は、病気という忌避し、敵視しがちなものを、
対峙することなく、こともなげに軽く飛び越えていくような、
より積極的で痛快なものではないだろうかと思い直すに至ったのです。
「養生」とは、
この尊い生命を全うするために、恐れを手放して、
喜びに生きること。
今ではこのように考えています。
帰ってからも意識が高くいられると評判の
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