断食中の低血糖を防ぐポイント|原因・対策・体験談・Q&Aつきで安心ファスティング

はじめに


断食をしているときに――

・急に冷や汗が出てきた
・手足がブルブル震える
・頭がボーッとして、集中できない

そんな症状を感じたことはありませんか?
これは、断食中に起こりやすい“低血糖”のサインかもしれません。

でも実は、この低血糖にも「なりやすい人」「なりにくい人」がいるんです。
体質や普段の食生活、ストレスの状態によって、反応はさまざま。

今回は、そんな断食中の低血糖の原因や仕組み、そして安心して整えていくためのやさしい予防&対策方法を、体験談やQ&Aも交えながらお届けします。
「低血糖って危ないの?」「わたしもなるのかな?」と不安な方が安心して断食に取り組めますように。

原因①|「食べ方のクセ」が低血糖を招いているかも?


断食中に低血糖を感じやすい人には、普段の食事の“摂り方のクセ”が影響していることもあります。
たとえば、こんな傾向はありませんか?

●食事をつい早く食べてしまう
●甘いお菓子や飲み物がやめられない
●菓子パンや白米など、“血糖値が急上昇しやすい”食品が好き

こうした食べ方を続けていると、食後に血糖値が急上昇し、その反動で膵臓から「インスリン」というホルモンがたくさん分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる働きがあるのですが、出すぎると血糖値が急降下してしまうため、その結果、低血糖状態になってしまうことがあるのです。

どうやって整えていけばいいの?

ちょっとした食べ方の工夫で、血糖値の波を穏やかにすることができます。

●白砂糖や甘いお菓子を少しずつ控える
●一口30回を目安に、ゆっくりよく噛んで食べる
●血糖値がゆるやかに上がる食材を選ぶ(食物繊維やたんぱく質を一緒に摂る)
●白米や白いパンより、玄米や雑穀米に置き換えてみる

こうした積み重ねが「血糖値が安定しやすい体」をつくっていきます。
日々の食べ方を見直すことで、結果的に断食中の不調予防にもつながるのです。

原因②|生活習慣や腸内環境の乱れが、低血糖を引き起こすことも


断食中に低血糖になりやすいもう一つの大きな原因。
それが、生活習慣の乱れや腸内環境・栄養状態のアンバランスです。

たとえば、こんな状態が続いていませんか?

●腸内環境が乱れている(便秘・下痢が多い、ガスが溜まりやすいなど)
●鉄分やビタミンB群、ミネラルなどが不足しがち
●ストレスや睡眠不足が日常的に続いている
●カフェインや甘いものに頼りがちで、なんとなく疲れやすい

こうした状態が重なると、体の中の“エネルギー工場”=ミトコンドリアの働きが落ち、エネルギーを生み出す力が弱くなってしまいます。
その結果、血糖値が下がりやすくなり、「甘いものが止まらない…」「コーヒーがないと動けない…」という“負のサイクル”に陥ってしまうことも。

どうやって整えていけばいいの?

低血糖を防ぐためには、体の内側から立て直していくことが大切です。
そうすることで、少しずつエネルギーの巡りがよくなり、低血糖になりにくい“安定した体”へと変わっていきます。

たとえば、こんなことを日々の暮らしに取り入れてみましょう。

●ミネラル・ビタミン・たんぱく質をしっかりと
・色とりどりの野菜や海藻、豆類などを毎日の食事に
・たんぱく質(卵・魚・豆腐・鶏肉など)を意識的に摂ることで、代謝の土台が整います
●腸内環境を整える発酵食品と食物繊維を
・味噌、ぬか漬け、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を取り入れて
・ごぼう、きのこ、海藻、雑穀などの食物繊維で、腸をすっきり元気に
●水分と睡眠をしっかりとる
・こまめな水分補給(カフェインレスのお茶や常温の水がおすすめ)
・1日7〜8時間の“質の良い眠り”で、副腎や肝臓の回復を助けましょう
●ストレスをゆるめる時間を持つ
・1日数分の深呼吸やストレッチ
・湯船につかって体と心をじんわり温める
・スマホを手放して、静かな夜の時間を楽しむ

腸が整えばビタミンB群など“代謝を支える栄養”も自分の体の中でつくられやすくなり、しっかりエネルギーを生み出せる体になります。
そして、肝臓や副腎の働きが元気になることで、血糖値のコントロールもスムーズに。
低血糖の予防にもつながっていきます。

体験談|「低血糖が怖くなくなった」

●「食べ方を見直したら、断食中の不調がラクに」(40代・女性)
前回の断食中、頭がボーッとしたり、フラついたりすることがありました。最初は「自分には向いてないのかな…」と不安になりましたが、スタッフさんに「毎日の食事はどんな感じですか?」と聞かれてハッとしました。出来合いの総菜ばかり食べていたんです。日ごろ何を食べているかが断食中の体調にあらわれるとのことで、今回は半月前くらいから和食中心にしてみました。すると前回感じた不調をほとんど感じずに断食することができたんです。食生活って大事なんだなと学びました。

●「自己流ではつらかったけど、整えたら断食が心地よくなった」(30代・女性)
初めて自己流で断食をしたとき、低血糖のような症状がつらくて途中で断念した経験があります。その後、専門家のアドバイスを守って「よく噛んで食べる」「甘いものを控える」などの食生活の改善をしてみたところ、次の断食では体調が安定し、だるさや酷い眠気を感じることはありませんでした。断食が辛いものではなくて、すっきり軽くなる心地よいものに変わりました。

Q&A|断食中の低血糖・食事改善についてよくあるご質問

Q. 断食中に低血糖のような症状が出たら、どうすればいい?
A. まずは水分補給をして、そのあと横になり休んでください。少し落ち着いたタイミングで、糖分と塩分を補給します。やすらぎの里では、生姜湯や梅干しをおすすめしています。しばらくすると体に糖分と塩分が行きわたり、症状が軽くなってきます。

Q. 断食を始める前に、どんなことに気をつければいい?
A. 日ごろの食習慣を見直しておくことが大切です。
●白砂糖や甘いお菓子を少しずつ控える
●一口ずつゆっくり、よく噛んで食べる
●発酵食品や食物繊維を取り入れて腸内環境を整える
毎日の食生活が断食中の体調を大きく左右します。

Q. 断食中、どうしても甘いものが欲しくなったら?
A. それは、血糖値の乱高下が起きているサインかもしれません。無理に我慢せず、生姜湯などの血糖値をゆるやかに保てる飲み物を取り入れてみましょう。心も体も安心できる甘さを味方にして、快適に断食をすすめてください。

Q. 低血糖が怖い人は、断食をしないほうがいい?
A. 正しい準備とやさしいケアがあれば、低血糖を防ぎながら安全に断食できます。特に、日頃の食事や生活習慣を整えておくこと、信頼できる専門家や断食施設のサポートを受けることを意識すれば、不安を感じやすい方でも無理なく取り組めます。

まとめ|体の声を聴きながら、毎日をやさしく整えて


断食中に起こる低血糖や体の不調。
その多くは、普段の生活習慣や食事のクセが少しずつ積み重なった結果として現れます。

だからこそ、断食で「リセット」することももちろん大切ですが、それと同じくらい、日々の食事・睡眠・腸内環境を整えることにも目を向けてみてください。

日々の小さな積み重ねが、低血糖を防ぐだけでなく、あなたの元気の土台になってくれるはずです。


日常から離れて、心と体をととのえる。

やすらぎの里の詳しい資料は、
こちらでダウンロードできます


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