クリックできる目次
毎日の暮らしにできる簡単セルフケア
やすらぎの里の大沢です。
お盆を過ぎても、まだまだ厳しい暑さが続きますね。
「なんだか体がだるい」「暑さでくらくらする」「夜ぐっすり眠れない」
――そんな夏の不調を年だからと、あきらめていませんか?
実はその正体は、自律神経の乱れにあります。
夏は暑さと冷房による寒暖差、寝苦しい熱帯夜、冷たい飲み物のとりすぎなどで、自律神経が疲れやすい季節。
特に40〜60代の女性はホルモンの変化も重なり、バランスを崩しやすい時期です。
放っておくと、秋になっても疲れが抜けず、不調を引きずることもあります。
今回は「夏の疲れをリセットするセルフケア」として、日常で無理なく取り入れられる自律神経を整える工夫をご紹介します。
夏バテと自律神経の関係
私たちの体は、体温や心拍、胃腸の働きを「交感神経」と「副交感神経」がバランスをとりながら調整しています。
ところが夏は、
・水分・ミネラル不足による脱水
・深部体温が下がらず眠れない
・暑さと冷房の温度差によるストレス
といった要因が重なり、自律神経がフル稼働。
切り替えが上手くいかなくなると、めまい・だるさ・不眠といった“夏バテ症状”が現れやすくなります。
水分とミネラル補給で体を守る
まず大切なのは、水分とミネラルのバランス補給です。
汗と一緒に塩分やミネラルも失われると、脱水症状やめまいの原因に。
そんなときに昔ながらの知恵が役立ちます。
にがり水
マグネシウムを補い、筋肉や神経の働きをサポート。コップ一杯の水に数滴垂らすだけでOK。
梅酢水
梅干しの漬け酢を水で割ったもの。クエン酸で疲労回復を助け、同時に塩分補給もできます。
脱水症の予防にもなり、夏の弱った胃腸にやさしい飲み物です。
冷たくしすぎず、常温や氷少なめでいただくのがポイント。
内臓を冷やさず、体の芯から整えてくれます。
睡眠の質を上げる夜の習慣
「眠っても疲れがとれない」「夜中に何度も目が覚める」――そんなときは、深部体温のコントロールを意識してみましょう。
入浴
就寝の1〜2時間前に、39〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分浸かるのがおすすめ。
一度体温を上げることで、その後スムーズに下がり、自然な眠気が訪れます。
冷水シャワー
お風呂の仕上げに足首や手首へ冷水をさっとかけると、体表の温度差がリセットされ、深部体温が下がりやすくなります。
僕は、お風呂上りに扇風機に当たりながら本を読むようにしています。
本を読むことで、スマホを見てしまうのを防ぐのためにも有効です。
扇風機の風に当たっていると、入浴で上がった深部体温が下がり、眠くなってきます。
そのタイミングを逃さず、サッと寝ると、深く、朝までぐっすり眠ることができます。
寝室環境も大切です。
冷房は強くせず、扇風機で空気を循環させると体の冷えすぎを防げます。
特にお腹を冷やさないよう、タオルケットを軽くかけて眠りましょう。
めまい・だるさを和らげるセルフケア
自律神経の乱れで血流が滞ると、めまいやだるさが出やすくなります。
そんなときに手軽にできるのが耳マッサージです。
耳を軽く引っ張ったり、耳たぶをくるくる回すだけで、耳周りの血流が良くなりリラックス効果があります。
立ちくらみやめまいが気になるとき、仕事の合間や寝る前に1〜2分取り入れると、すっと楽になることがあります。
まとめ:小さな工夫で、自律神経は整う
夏バテの背景には、自律神経の乱れがあります。
・にがり水・梅酢水で水分とミネラルを補給
・入浴と冷水シャワーで深部体温を調整し、睡眠の質を上げる
・耳マッサージや扇風機の工夫で日中の不調をやわらげる
どれも簡単で、日常にすぐ取り入れられる習慣ばかり。
大切なのは「がんばる」のではなく、「ゆるめて休ませる」ことです。
夏の終わりを、軽やかに。
小さな養生で、自律神経を整え、心も体も元気に過ごしていきましょう。
夏の疲れをリセット!キャンペーン開催中>>
こんな方におすすめ
・心身の疲れを「一度リセット」したい
・専門家のサポート付きで安心して断食してみたい
・日常から離れ、自然の中でリフレッシュしたい
資料ダウンロード・空室確認
やすらぎの里3館の詳細やプログラム内容は、資料ダウンロードか空室確認・予約ページからどうぞ。
最近のコメント