伊豆高原の朝、窓を開ける季節の移ろいを感じます。
空気が乾燥していると、どうしても体調を崩しやすくなりますよね。
さて、みなさんは「なんだか風邪っぽいな」「体がだるいな」と感じた時、どうしていますか?
「栄養をつけなきゃ!と無理して食べる」
「お風呂に入っていいのか迷う」
そんなふうに、頭で考えて対処していませんか?
先日、ゲストの方からこんな質問をいただきました。
「軽い体調不良の際、それ以上悪化させないための対処法を教えてください」
今日は、この質問にお答えしながら、風邪のひき始めに「断食(少食)」をするとどうなるのか、悪化させずに早く治すためのシンプルな自然療法についてお話しします。
ちなみに…
「風邪を引きにくい体質を作りたい」
「免疫力を高める食事や生活習慣を知りたい」
という方のために、自宅でできる「断食体験レシピ集」をLINEにて無料プレゼントしております。
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風邪のひき始めに断食すると悪化する?それとも回復?
結論から言うと、風邪のひき始めや軽い体調不良の時に、無理に食べることはおすすめしません。
むしろ、「軽く済ませる(少食にする)」あるいは「食べない(プチ断食)」方が、回復は早くなります。
「栄養をつけなきゃ」は間違い?
私たちは子供の頃から、「風邪を引いたらしっかり食べて栄養をつけなさい」と言われて育ちました。
でも、野生動物を見てください。
彼らは調子が悪くなると、巣穴にこもってじっと動かず、何も食べません。
なぜなら、「消化」には膨大なエネルギーが必要だからです。
体の中にウイルスや細菌が入ってきた時、体は全力で戦おうとします(免疫活動)。
そんな時に、ステーキや揚げ物のような消化に重いものを食べてしまったらどうなるでしょう?
「戦わなきゃいけないのに、消化もしなきゃいけない!」
と、エネルギーが分散してしまい、結果として免疫力が落ちて、風邪が悪化したり長引いたりしてしまうのです。
おすすめは「内側から温まる軽い食事」
完全に断食をするのが不安な場合は、「消化に良くて温まるもの」を少しだけ食べましょう。
- 卵雑炊
- 具だくさんのお味噌汁
- うどん
これなら胃腸の負担を最小限に抑えつつ、体を内側から温めることができます。
「少しお腹に入れた方が眠りやすい」という方にもおすすめです。
風邪の時、お風呂に入ると悪化する?
もう一つの迷いどころが「お風呂」です。
「風邪の時にお風呂に入ると悪化する」と昔はよく言われましたが、これはお風呂場や脱衣所が寒かった時代の話です。
高熱じゃなければ「入った方がいい」
38度以上の高熱でふらつくような状態でなければ、お風呂には入った方が良いです。
理由はシンプルで、体温が上がると免疫力がアップするからです。
湯船に浸かって体を芯から温めることで、血流が良くなり、ウイルスと戦う白血球の働きが活発になります。
また、蒸気を吸い込むことで、乾燥した喉や鼻の粘膜が潤い、ウイルスの排出を助けてくれます。
ただし、長湯は禁物。
サッと温まって、湯冷めしないようにすぐに布団に入るのが鉄則ですよ。
最高の薬は「睡眠」と「体の声」
食事を軽くして、お風呂で温まったら、あとはどうすればいいか。
答えは一つ、「寝る」ことです。
寝ている間に体は治る
睡眠は、単なる休息ではありません。
寝ている間こそ、私たちの体が持っている「自然治癒力」が最も活発に働く時間です。
壊れた細胞を修復し、免疫細胞を増やし、ウイルスを撃退する。
この工事をスムーズに進めるためには、意識をオフにして(寝て)、余計なエネルギーを使わないことが一番の協力になります。
「頭」で考えず「体」に聞く
大人になると、どうしても頭でっかちになりがちです。
「栄養学的にはこれを食べた方がいい」
「ネットにはこう書いてあった」
でも、一番正しい答えを知っているのは、あなた自身の体です。
- 食べたくない時: 無理に食べない(体が消化を拒否している)
- だるい時: 横になる(体が休息を求めている)
- 寒い時: 温める(熱を作ろうとしている)
- 熱い時: 冷やす(熱を逃がそうとしている)
子供や赤ちゃんは、教わらなくても自然にこうしていますよね。
大人も同じでいいんです。
「食欲がないな」と思ったら、それは「食べないで」という体からのサイン。
そのサインを無視して「栄養を摂らなきゃ」と無理やり食べることは、体の声を無視することになってしまいます。
迷ったら「実験」してみよう
「そうは言っても、本当に食べなくて大丈夫かな?」
「お風呂に入って悪化したらどうしよう」
自分の感覚に自信が持てない時は、「実験」だと思って試してみてください。
「今日は食欲がないから、夕食を抜いて寝てみよう」
↓
「翌朝、体が軽くてスッキリしていた!」
「ちょっと寒気がするから、足湯だけして温まろう」
↓
「ポカポカしてよく眠れた」
こうして「やってみて、どうだったか」を積み重ねていくと、だんだん自分の体の声が聞こえるようになってきます。
「あ、この感覚の時は、寝れば治るな」
「これは病院に行った方がいいな」
という判断も、自然とできるようになります。
まとめ:あなただけの主治医は、あなたの中にいる
風邪と断食、そして体の声について、いかがでしたか?
- ひき始めは消化に良いものか、食べない(断食)が回復の近道
- 高熱でなければ、お風呂で温まって免疫アップ
- 迷ったら「体の声」に従って実験してみる
あなたの体の中には、24時間365日、片時も離れずにあなたを守ってくれている「唯一無二の主治医(自然治癒力)」がいます。
その主治医が働きやすい環境を作ってあげること。
それが、「食べないこと」であり、「温めること」であり、「寝ること」なんです。
風邪っぽいなと思ったら、焦らず騒がず、まずは自分の胸に手を当てて聞いてみてください。
「今、どうしてほしい?」って。
きっと、正しい答えが返ってくるはずですよ。
自然治癒力を高める生活、始めてみませんか?


















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