伊豆の森を歩いていると、木漏れ日がキラキラと揺れて、新しい季節の訪れを感じます。
自然の中に身を置くと、心も体も「本来の自分」に戻ろうとする力が湧いてくるのを感じますね。
さて、これから断食(ファスティング)を考えている方から、必ずと言っていいほどいただく質問があります。
「先生、4日くらい食べないと、一体何キロ痩せるんですか?」
やっぱり、気になりますよね。
頑張って食べるのを我慢するんだから、それなりの結果が欲しいと思うのは当然です。
今日は、やすらぎの里でのリアルな実例をもとに、「4日間の断食で体はどう変わるのか」について、正直にお話しします。
数字の裏にある「もっと大切な変化」についても触れていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ちなみに…
「短期間でスッキリしたいけれど、リバウンドが怖い…」
「自宅で安全に断食をする方法を知りたい」
という方のために、失敗しないための「断食体験レシピ集」をLINEにて無料プレゼントしております。
クリックできる目次
4日食べないと何キロ痩せる?リアルな実例公開
まず、結論から申し上げますね。
体重の減り方には、体質や元の体重によって大きな個人差があります。
ですから「絶対に〇kg減ります!」とは断言できません。
でも、それだと答えになりませんよね。
そこで、つい先日、やすらぎの里(高原館)に滞在されたゲストの方々のリアルなデータをご紹介しましょう。
最も減ったのは「マイナス4kg」!
今回の4日間滞在で、最も劇的に変化されたのは60代の男性でした。
結果はなんと、4日間で体重マイナス4kg。
1日1kgのペースで落ちていった計算になります。
お腹周りは日に日に小さくなり、最終日には「先生、来る時に履いてきたズボンが緩くなっちゃいましたよ!」と、満面の笑みでベルトを締め直していらっしゃいました。
女性の平均は「1kg〜3kg」減
一方、女性のゲストの皆さんはどうだったかというと、だいたい1kg〜3kg減という幅がありました。
「えっ、4日も食べないのに1kgしか減らないこともあるの?」
そう思われたかもしれませんね。
まず知っておいていただきたいのは、やすらぎの里の断食が4日間ずっと食べないわけではないということ。
3日目からは回復食がはじまり、4日目は普通のご飯を食べます。
この「断食→回復食→普通食」の流れを作ることで、日常に戻ってからも安心して食べられる状態を作ります。
そして、数字だけで判断しないでください。
実は、体重計の数字以上に「見た目」が劇的に変わるのが、断食の面白いところなんです。
4日食べないと痩せる人と痩せない人の違いとは
同じ4日間、同じメニュー(酵素ジュースやお吸い物など)で過ごしているのに、なぜこれほど減り幅に差が出るのでしょうか。
長年見てきて分かった「痩せ幅」を決める要因は、主に3つあります。
1. 元の体重(分母)の違い
これはシンプルな物理法則です。
もともと体重が80kgある方と、45kgの方では、減る量も違います。
体重が多い方ほど、生命維持に必要なエネルギー量も多いため、食べない期間の消費カロリーが大きく、減り幅も大きくなる傾向があります。
2. 「むくみ(水分)」の抜け具合
断食初期にガクンと体重が落ちるのは、実は脂肪だけでなく「余分な水分」が抜けるからです。
普段から塩分を摂りすぎてパンパンにむくんでいる方は、断食を始めると水風船がしぼむように一気に2〜3kg落ちることがあります。
逆に、もともと筋肉質でむくみが少ない方は、水分の減少が少ない分、体重の減り幅は緩やかになります。
(でも、その分しっかり脂肪が燃えているので安心してくださいね)
3. 筋肉量と代謝の良さ
筋肉量が多く、基礎代謝が高い方は、寝ているだけでもエネルギーを使います。
一方で、冷え性で代謝が落ちている方は、体が「省エネモード」になりやすく、最初はなかなか数字が動かないこともあります。
そんな方こそ、やすらぎの里の温泉や岩盤浴で「温める」ことが、スイッチを入れる鍵になるんですよ。
4日食べないと見た目はどう変わる?数字以上の効果
「たった1kgしか減らなかった…」
そう落ち込む必要は全くありません。
断食のすごいところは、「やつれるのではなく、引き締まる」ことです。
「宿便」が出て下腹がペタンコに
4日間食べないと、腸の大掃除が始まります。
長年溜め込んでいた便やガス(宿便のようなもの)が排出されると、体重の変化以上に、ポッコリ出ていた下腹がペタンコになります。
「スカートのファスナーがスッと上がった!」という喜びの声は、本当によく聞きます。
顔のむくみが取れて「目が大きく」なる
糖質と塩分を抜くことで、顔のむくみが驚くほど取れます。
フェイスラインがシャープになり、埋もれていた目がパッチリと開く。
久しぶりに会った人に「あれ?痩せた?」「なんか綺麗になった?」と言われるのは、この「見た目の変化」が大きいからです。
断食を成功させるために知っておきたいこと
「4日間食べない」というのは、体にとって大きなチャレンジです。
ただ闇雲に食事を抜くだけでは、筋肉が落ちてリバウンドしたり、体調を崩したりしてしまいます。
「食べない」だけじゃダメ。「出す」こと
体重を減らすためには、入れるのを止めるだけでなく、「出す(排泄・発汗)」ことが重要です。
やすらぎの里では、水分をたっぷり摂り、岩盤浴や温泉で汗をかき、マッサージでリンパを流します。
この「循環」を作ることで、脂肪燃焼の効率が最大化するのです。
「体重が減らない人はいない」という事実
一つだけ、確かなことがあります。
断食コースを選択して、「体重が1gも減らなかった人はいない」ということです。
病的に重度のむくみがある特殊なケースを除いて、摂取カロリーがこれだけ減るわけですから、物理的に体重は必ず減ります。
それが500gかもしれないし、5kgかもしれない。
でも、全員に共通しているのは、
「初日より最終日の方が、確実に体が軽くなっている」
ということです。
これまで年齢とともに「微増」を続けていた体重グラフが、久しぶりに「減少」に転じる。
この事実は、あなたのこれからの人生を変える大きな自信になります。
まとめ:4日間はゴールではなくスタート
「4日食べないと何キロ痩せるか」
その答えは人それぞれですが、間違いなく言えるのは、「あなたの体は、変わろうとしている」ということです。
たった4日間で手に入れた「軽い体」と「スッキリしたお腹」。
それはゴールではなく、ここから始まる新しい食習慣のスタートラインです。
「食べなくても平気なんだ」
「空腹って気持ちいいんだ」
その感覚さえ掴めれば、もうリバウンドに怯える必要はありません。
まずは週末や連休を使って、体の大掃除をしてみませんか?
私たちが、あなたの「変わりたい」を全力でサポートします。
4日間で、人生が変わるきっかけを。

















最近のコメント